一日一知 心を動かす言葉の作りかた

レトリック

レトリック:言葉をたくみに操る技法、言いたいことをより的確にかつ印象的に伝えるうえでの重要なスキル

レトリックとは、「言葉を巧みに用いて美しく効果的に表現する」技術の事、言い換えれば、「言葉のあや」のことで、身近なところは「比喩」もレトリックの一種。古代ギリシアの哲学者アリストテレスよって「弁論に勝つための技術」として、創始されていらい、2000年以上の歴史を持つ。レトリックの知見は、「伝わる」「心を動かせる」話し方をするヒントになる。

レトリック①「比喩法」
比喩表現は、「想像力の補助線」である。との見解を述べている。聴き手は、想像力を掻き立てられ、未知の物事を容易に理解できるようになる。

3パターンの比喩表現
直喩・暗喩:類似性による例
「似ているところ(類似性)」に着目し、「…のような」と明言することができる。直喩しないものが隠喩
換喩:連想ゲーム
「概念の近似性」によって、言葉を置き替えるのが、換喩。「示した物の近くにある物」を利用する表現の事。
「鍋を食べる」などが、身近な例。
提喩:上位概念と下位概念によるたとえ、「食う米に困って.…」というときの「米」は「ごはん全般を意味する。
「構造や見た目などが似ている」「連想されたもの」「上位概念と下位概念」

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