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主婦業のしんどさは、他人軸で行動するわずらわしさ


 
専業ではないけれど、主婦業をメインで担って10年以上経ちます。
とにかく主婦業が苦手で嫌いなのですが、その理由が言語化できました。
 
「主婦業のしんどさは、他人軸で行動するわずらしさ」
 

決定権が自分にないストレス



子供が〇時に登園(登校)するから〇時に起きなくちゃ。
下校が〇時だから、〇時には必ず家にいないと。
ぐはあ! 保育園(学校)から着信が……。
好物の〇〇を夕飯に作りたいけど、旦那が食べられないんだよねえ。
飲み会に誘われたけど、旦那が出張でいないから断るしかない。
海外勤務、だと……。
 
こんなんばっか。
あらゆる行動の選択基準が家族の予定や好みで、自分の意思で決められることが極めて少ない。
特に食事のメニューなんてさあ、なんで私が作っているのに私が好きなものあきらめなきゃいけないのよ。
おかしくない?(全主婦に同意を求めるスタイル)
 

言語化できれば、解決に向けて行動できる


私がここで言いたいのは女性ばかりに家事育児を押し付けるな! ではなく(もちろんそれもあるけれど)、しんどさの原因を言語化することで心が軽くなり、対策を考えられるようになる、ということです。
 
主婦業のつらさは、イライラ、もやもや、ぐったり、疲れた、もうイヤ、などの抽象的な言葉でまとめられがちです。
 
これだけだと自分の中でネガティブな感情がぐるぐる回っているだけで、そこから一歩も進めない
さらに主婦業を楽しんでいる女性を見て「私は母親(妻)失格ではないか」と自分を責めてしまう場合もある。
 
私も一時期はそのような渦中にいましたが、「主婦業のしんどさは、他人軸で行動するわずらわしさ」と言語化できてからは、かなり心が軽くなりました。

私は子供のころから一人で行動するのが好きで、大学時代から一人で海外に行ったり、就職してからは一人でバイクを乗り回したりしていたタイプ。
こんな奴が他人軸で行動する毎日を送っているのだから、楽しいわけがない。

2006年の東北ソロツーリング。ナビもスマホもない時代で、紙の地図だけが頼りでした。


とはいえ、主婦業を全放棄するのは現実的ではないですし、家族を捨てて独身に戻るなんてとんでもじゃないけど考えられません。
 
だったら、自分軸で決められることを増やしてバランスを取ろうと思い、仕事により注力するようになりました。
たとえば24時間主婦業だと他人軸率100%だけれど、自分軸で動ける仕事を4時間入れるだけで、他人軸率を83%くらいまで減らせます。
 
仕事内容も、下請けよりも自分で企画・集客して価格や時間を自分で決められる案件の割合を増やして、仕事における自分軸の割合を増やすように努めています。
売上が立たず、下請け仕事メインに戻そうと思ったこともありました。

でも自分が他人軸で行動するのにストレスを感じると言語化できていたので、目先の利益に惑わされず、セミナー講師を引き受けたり自分でイベントを企画したりSEO対策をしてホームページからの問い合わせを増やしたりと、自分で仕事を生み出すために行動しています。

 

言語化はどんなビジネスでも必須

言語化はどんなビジネスにおいても非常に重要です。

「この商品はとっても良いからみんなに使ってほしい」
「誰もがイキイキと過ごせる明るい社会をつくりたい」

こうしたふんわりした抽象的な言葉では、具体的にどう行動していけばいいのか見えてきません。
 
社会にはどんな課題があるのか。
その課題を、この事業がなぜ解決できるのか。
競合と比較した優位性は何か。
顧客はどのような悩みや希望を持っているか。
顧客にどのような変化を起こせるのか。
顧客が購入をためらう理由はどこにあるか。




言語化することは山ほどあります。
少しずつ言葉にしていくことで、頭の中も整理されていき、事業の方向性も見えてくるはずです。
 
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