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2020年7月23日経済日誌

こんにちは!!日本は休場でしたが、昨日ニューヨーク市場は、開いていました。3指数とも下落。フロリダ州でのウイルス感染者数の増加や、失業保険申請者件数の予想以上の下落。また中国市場の下落を受け、ハイテク株式を中心に下落しました。

ダウ平均 26,652.33 -353.51 -1.31%
S&P500種 3,235.66 -40.36 -1.23%
NASDAQ総合 10,461.42 -244.71 -2.29%

米失業保険申請件数、増加に転じる

米国の失業保険申請者件数が、3月以降で情報に転じました。景気回復が失速している兆候が鮮明になりました。フロリダでコロナウィルス感染が、増加していることなどもあり、今回の米国失業申請者数は、142万件となりました。

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企業決算の発表はハイテク企業かまちまち

また大手ハイテク企業のマイクロソフトは、決算で今季の業績見通しがアナリスト予想を下回り下落しました。

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また、アップルは、ゴールドマンサックス予想で株価引き下げを受けて軟調推移しました。

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テスラは、予想を大きく上回る決算を発表しました。ただしここのところ大きく上昇をしていたテスラは、S&P500指数への採用ら確実化されているものの、材料出尽くしで大きく売られました。

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金が、1887.06ドルと過去最高

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相変わらず、金始め、貴金属は、「銀」「白金」共に買われています。金は、今月7.3%程度上昇しています。

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主要な貴金属は、低金利の影響や、投資需要の復活生産の混乱、世界的な産業消費の回復に後押しされ、高値更新をしています。金の価格は、1オンスあたり1,898ドルと、最高値更新を記録しています。今後ますます買い需要が高まる可能性があるでしょう!

英仏、ファーウェイ排除

英国が次世代通信規格「5G」から、中国の通信機器大手ファーウェイを排除し、フランスもそれに続く方針を固めいています。

いずれも7から8年という長い時間をかけて。同社製の危機の交換を通信会社に求めます。

ドイツやイタリア、ファーウェイ配乗に傾くかどうか?

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今後の焦点はドイツやイタリアもファーウェイ排除に傾くかどうかでしょう。

ドイツは、ドイツテレコムが、5Gでファーウェイを使うことを表明しています。また独フォルクスワーゲンは中国でトップシェアの国です。2016年度以降は、米国を上回る最大の貿易相手になった中国との関係を切るのは容易ではないでしょう。

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またイタリアは、与党内でファーウェイに対する強硬論も出ているようです。

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しかも、イタリアは、中国の広域経済圏構想「一帯一路」協力する覚書を交わしているのです。そのため、ファーウェイ排除に踏み切りづらいでしょう。

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ユーロ圏のファーウェイ排除は、一筋縄ではいかないです。

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引き続き、4-6決算、米中貿易摩擦、米国大統領選、そしてコロナウィルスの感染拡大、コロナワクチン攻防など注視する必要があります。

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