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ベージュブックの公表・ダウ1.59%👆2020.9.3

お早うございます❕❕昨日の米国市場も3指数とも上昇しました。特にダウ指数は、454.84上昇、1.59%と上昇。地区連銀によるベージュブックの公表をうけさらなる緩和に期待が持てましたこと、またコロナ対策などの進展を受け上昇しました。朝方発表されましたADP雇用統計の数値予想を下回ったことを受け、ディフェンシブ株や、バリュー株に資金が流入しました。

ダウ平均 29,100.50 + 454.84 +1.59%
S&P500種 3,580.84 + 54.19 +1.54%
NASDAQ総合 12,056.44 + 116.78 +0.98%

ADP雇用統計は、予想を下回る伸び⤵

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ADP雇用統計は、前回16.7万人(21.2万人)

今回予想100.0万人  結果42.8万人でした。

【このADP雇用統計は、民間給与計算代行業者大手のAutomatic Data Processing(ADP)社が、政府発表の雇用統計の先行指標として、注目されています。全米50社、約2400万人を網羅している雇用の調査に基づいて行っているので信ぴょう性は高いです。】

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労働環境の回復が予想以上にスローペースであることが意識されました。コロナショック以前の水準を大きく上回っています。

ベージュブック(米地区連銀経済報告)発表❕❕経済なお厳しい

米連邦準備制度理事会(FRB)は、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表しました。

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【ベージュブックとは、アメリカにある12の地区の連邦準備銀行が、それぞれ管轄する地区の経済状況をまとめた「地区連銀経済報告」を指します。全米の経済情勢、消費支出、製造、金融サービス、不動産、雇用などの各項目の状況について説明されているものです。】

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ミネアポリス連銀により、7月6日から8月24日までの情報をもとに作成されました。

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2日公表のベージュブックによりますと、経済は全身の兆しも見えるものの、なおコロナの影響が厳しいとしました。

経済活動はほとんどの地区で拡大はしたものの、脆弱、ペースはゆるやかでコロナショック依然の水準を下回っていると報告されました。

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結果は、次回9月連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBが大規模緩和を据え置くことだけでなく、フォワードガイダンスの修正などで回復を支援する追加緩和を導入することも正当化すると考えられます。

各連銀の見解は、様々だが、追加支援策の正当化にはつながる

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ボストン連銀は、「託児所不足などが、雇用者の減少につながった。」と説明しました。

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また、カンザスシティー連銀は「政府の支援が向こう半年に縮小するようであれば、さらなる一時解雇などが問題になる」と説明しました。

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フィラデルフィア連銀は、「銀行融資の焦げ付きが増加する可能性を警告」しました。

フォワード・ガイダンスの修正を示唆する発言あり❕

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メスター・クリーブランド連銀総裁は、オンラインセミナーにおいて、コロナショックによる経済回復は脆弱で引き続き金融・財政政策が必要との考え方を示しました。

さらに、ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事、

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バーキン米リッチモンド連銀総裁と同様、

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9月の金融政策決定会合でのフォワードガイダンスの修正の可能性を示唆しました❕

本日の日経平均株価は?

日経平均先物の値は、大証比220円高い2万3520円でした。

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本日の日経平均株価は、上昇ではじまる可能性があります。追加金融緩和期待が高まる米国市場の流れを受け高く始まるでしょう。米国株に比べて出遅れている日本株に資金が流入する可能性があります。

予想レンジ 23200円-23900円

今日も暑い一日のようです。良い一日をお過ごしください❕❕









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