見出し画像

2020年7月28日マーケット記録

お早うございます。昨日週明けのNYは、3指数とも上昇しました。米国政府の景気刺激策、や大手ハイテク銘柄決算、コロナワクチン企業の決算など先週売られた銘柄に買戻しなどがみられました。ナスダックは、173.09ドル高で引けました。

ダウ平均 26,584.77 + 114.88 +0.43%
S&P500種 3,239.41 + 23.78 +0.74%
NASDAQ総合 10,536.27 + 173.09 +1.67%

画像1

FAANG決算発表

今週決算のあるハイテク大手である「FAANGM」は、皆さんご存知の会社です。

フェイスブック、Amazon、アップル、ネットフリックス、グーグルの親会社のアルファベット、マイクロソフトの6銘柄のことです。

その6銘柄の決算が今週は、ポイントになるでしょう。アメリカハンティントン・ナショナル・バンクのCEOは、CEO「ここのところ大手ハイテク銘柄は下げていたが、フェイスブック以外の企業は、いい決算を出す可能性が高い」とはつげんしました。

その「フェイスブック」の決算が良くない件については、昨日解説しています。

モデルナに政府追加支援4億7200万ドル!!

画像2

バイオ医薬大手モデルナは、開発中のコロナワクチンにたいして、政府支援約500億円を受け、治験の開始をしたと発表しました。トランプ政権が進めるワクチン開発促進策「ワープ・スピード作戦」の下で初となる試みです。

モデルナの株価再び9.15%上昇

それを受けモデルナの株価は、昨日9.15%上昇しました。

画像3

モデルナの株価は、直近で軟調でした。なぜかといいますと、

大手のアストロゼネカと英国のオックスフォードの共同開発ワクチン、また、米国大手ファイザーと独バイオンテックが開発するワクチン候補でいずれも良好な治験データが明らかになったからです。モデルナは、完成に後れを取った格好になり売り込まれていました。

ワープスピード作戦について

画像4

通常のワクチンは、完成までにかなりの時間と費用が掛かります。そのため、今回の緊急事態について、トランプ大統領は、「ワープスピード作戦」(新型コロナウイルスのワクチン開発・生産・供給を加速させることを目標として企業、政府も協力すること)を導入して、開発を急いでいます。

画像5

このワープスピード作戦の政府強力先としては、ジョンソンエンドジョンソン、メルク、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカとオックスフォードなどとして7社と協力体制をとっています。

画像6

もちろん、この7社は、研究開発費を政府、企業、財団から受け取り恩恵を受ける可能性はあります。

ただ従来は、2.3年かかる作業を、「ワープスピード作戦」といった急場しのぎのワクチン開発で、果たして、安全なワクチンが入初できるのでしょうか???

ワクチン投与で、様態が重篤化する場合も考えられると思います。素人ながら心配になってしまうのです。

ワクチン戦争ワクチンバブル

画像7

そのため、今もてはやされている、ワクチン関連企業は、短期的には勢いもあり、売買して楽しい銘柄群でしょう。しかしながら、コロナ流行が去った後跡形もなく消える可能性があるのではないでしょうか?

ちなみに筆者は、モデルナ、エマージェント、ファイザー、ジョンソンエンドジョンソンなど保有中です!

日経平均先物

画像8

日経平均先物の値は、22665円でした。大証比-25円でした。昨日の米国の上昇は好材料ですが、為替が105.31円と円高ということもあり、小幅で推移する可能性があります。4-6月決算発表を睨み、FOMCの発表を控え、またアメリカ大手の決算発表を控えて、様子見ムードが続く可能性が高いでしょう!!

良い一日を・・・。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?