7月15日朝の経済ニュース

2020年7月15日 09:05

お早うございます。昨日のニューヨークは再び3指数上昇で引けました。Ｓ＆Ｐ500は、日中上げ下げを繰り返し引けは一週間で最大の上げ幅を記録しました。決算結果による企業の上昇下落があり、ＪＰモルガンチェースなどは、上昇、またエネルギー、素材など上昇しました。

ダウ平均 26,642.59 + 556.79 +2.13%
S&P500種 3,197.52 + 42.30 +1.34%
NASDAQ総合 10,488.58 + 97.73 +0.94%

６月の消費者物価指数（ＣＰＩ）０．６％に上昇

6月の消費者物価指数（CPI）が０．６％上昇しました。この上昇率は、伸び率は２０１２年８月以来の大きさとなりました。

ただし内容をよく見ますと、ガソリン価格が12.3％上昇したことが大きく起因しています。新型ウィルスの感染拡大においても、ロックダウン後は、車社会であるアメリカでは、ガソリン消費はあり、公共交通機関などは利用しないまでも、車で出かけたるする状況はあるようです。

JPモルガンチェース、シティ、ウェルズファーゴの３行による４－６月の貸倒引当金は、合計で約３兆円と予想を上回り、金融危機のピークだった2008年10－12月以来の水準に達しました。

ただし、ＪＰモルガンのトレーディング収入が過去最高となり、事前予想よりも結果が良かったため、ＪＰモルガンチェースの株価は、０．６％上昇しました。ウェルズ・ファーゴは４．６％下落。シティも３．９％下落で引けました。

デルタは、決算結果を受けて、２．６５％の下落でした。新型コロナ感染の急増により、需要が低迷しており航空業界の回復は2年以上際になるとの見通しを発表しました。それはそうですよね・・。という感じです。

昨日ハイテク大手のアマゾンは、０．６％マイナスで引けました。利益確定売りとの見方もありますが、潮目が変わったのではないかという見方もあるようです。そのため、ハイテク株を持たれている方は、警戒が必要でしょう。

かの有名な、ビルグロースも自身の保有しているグロース株を売却して、バリュー株にシフトしているようです。「短期的には、グロース株よりバリュー株を選好すべきだ」としています。

金利の低下によりもてはやされたグロース株の活況は、一巡し、今後は金利に一段の低下余地もあることを考えると、マイクロソフトや、アップル、Ａｍａｚｏｎといった大型株は、「最良期を過ぎた」可能性があるとのこと。

ビルは、下記の4社を上げています。この中の銘柄を選んでみるのはどうでしょうか？

この会社は、米国のエネルギーサービス会社。天然ガス、天然ガス液(NGL)、原油、石油・石油化学製品の生産者と消費者にサービスを提供しています。

確かにＰＢＲ、ＰＥＲから見ても割安です。現在株価も17ドル近辺ですのでわずか2,000円程度で、1株保有することが出来ます！！しかも配当利回りは何と10％越えです！！

購入代金：1株2,000円程度～（1ドル＝107円換算）

配当利回り：１０．３９％

次にビルオススメ銘柄は、アルトリアグループです。アルトリア・グループは米国のたばこ・ワイン製造持株会社です。たばこか…という感じではありますよね・・

割安株の代表格みたいな企業ですよね。

1株41.06ドルで購入できますので、1ドル107円で計算しますと、4400円程度で購入できます。安い。配当はどうでしょうか？？

1株当たり投資金額：4,500円程度～（1ドル＝107円換算）

配当利回り： 10.3%

米国のIT大手企業です。主にコンピュータ関連製品とITコンサルティング事業を展開する企業です。知らない人はいないでしょう。

今は、アップル、マイクロソフトなどの成長企業に人気集中しています。

株価は120.6ドルです。1ドル107円換算しますと13,000円程度で投資できます。配当は、５．４１％とかなり高いです。しっかりとした企業ですので、つぶれる心配は気にすることはないと思います。

1株当たり投資金額：13,000円前後～（1ドル＝107円換算）

配当利回り：5.41%

最後にビルが選んだ会社、アッヴィは、米国の研究開発型バイオ医薬品企業です。主にC型肝炎、神経学、免疫学、腫瘍学、慢性腎疾患および女性の疾患などの分野における医薬品の開発に取り組む会社です。

株価は９８．８７ドルなので、1ドル107円で換算すると10,600円ほどですね。1万円そこそこで購入できます。

配当利回りは、4.77%と高いです。

１株投資をする場合の金額：10,579円～（1ドル＝107円換算）

配当利回り４．７７％

物色してみるのも良いのではないでしょうか？

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