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J&J、リリー治験一時停止、CPI緩やかに上昇 ソフトバンクSPAC設立❕❕

お早うございます❕❕昨日の米国市場は、3指数とも下落で終わりました。昨日発表の米国のCPI消費者物価指数は、5月を最低水準に1.4%と回復し、また金融機関大手のJPモルガン・チェースは7-9月(第3四半期)に、予想外の増益を記録しました。コロナワクチンのジョンソン&ジョンソンは、治験者に原因不明の病気が出たため、治験を一時を停止しました。またイーライリリーも安全性を巡る懸念から治験を一時中断しています。

ダウ平均 28,679.81 -157.71 -0.55%
S&P500種 3,511.93 -22.29 -0.63%
NASDAQ総合 11,863.90 -12.36 -0.10%

米国の消費者物価指数(CPI) 1.4%👆

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米国領同省は、9月の消費者物価指数(CPI)は、前月比0.1%上昇と、4カ月連続で伸びました。

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9月は、物価上昇圧力が穏やかではありますが上昇しました。ただ、FRBは、経済再生に向けて当面は税K策金利をゼロに維持し大量資金の供給を続ける見込みです。そのため、特に問題はないでしょう。

このことよりも、、昨日はワクチン企業が騒がしかったです。

J&J 重篤者が出て治験中止❕❕

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ジョンソン&ジョンソンは、新型コロナウイルスワクチンの全ての治験を一時中止しました。原因は、治験参加者が原因不明の病気になったことが理由です。内容自体は発表がありません。

ジョンソン&ジョンソンのコロナワクチン「JNJ-78436735(Ad26.COV2.S)」は、通常2回接種する「モデルナ」「ファイザー」などと違い、1回接種完了できるということもあり期待されていました。

コロナワクチンをめぐっては、英アストラゼネカも9月、副作用の疑いがあるとして、世界的な治験中断に一時追い込まれた経緯があります。

アストラゼネカは、安全性が確認されたとして既に治験を再開しています。

ジョンソン&ジョンソンの治験中断がどの程度続くかは現段階では不明です。

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「この治験参加者の病気についての研究を進めている。追加情報を共有する前に全ての事実を把握することが重要」と強調しました。

イーライリリー 抗体治療薬一時中断❕❕

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米製薬大手イーライリリーLLY.Nは、開発中の新型コロナウイルス感染症に対する抗体医薬品について、安全性を巡る懸念から治験を一時中断したと明らかにしました。

イーライリリーの抗体医薬品「LY─CoV555」 は米政府の支援対象です。

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イーライリリーの広報担当者は「データ安全性監視委員会(DSMB)は十分な慎重性を期すため、参加者募集の一時中断を助言した」とし、「イーライリリーは治験参加者の安全を守るため、DSMBの決定を支持する」としました。

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この抗体医薬品「LY─CoV555」は、先日トランプ大統領が感染時に投与しました米国のリジェネロンが開発した「抗体カクテル」と類似商品です。

ジョンソン&ジョンソン、イーライリリーのニュースを受け、昨日の米国市場は下落、また債券市場は上昇しました。

アメリカ10年債利回り ー5.95%

米国債利回りは下落。。0.729%でした。

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ただ、治験、一度もこけていないワクチン企業であるバイオンテックは上昇しています。

バイオンテック93ドル+4.8%👆

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ファイザーと合同でコロナワクチン「BNT162b2」の開発に取り組んでいますバイオンテックの株価は、順調です。

昨日は、+4.8%上昇しました。

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モデルナ78.29ドル+3.96%👆

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また、モデルナも昨日3.96%上昇しています。

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モデルナは、先日コロナパンデミックの期間は、コロナワクチンに関連する特許権を行使しない方針だと表明したばかりです。

モデルナは、メッセンジャーRNA(mRNA)という技術で知られています。

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大手のファイザーを含むさまざまな企業や研究者がこの技術に基づくワクチンの開発を進めています。モデルナはパンデミック終息後にコロナワクチン向けに同社特許をライセンス供与することにオープンな姿勢だとしています。

それ以外のニュースでは、やはりソフトバンクのニュースでしょう。

ソフトバンクG ブラックチェックカンパニー設立❓❕

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ソフトバンクグループが、またも驚きを与える戦略的な動きを見ています。「ブランク・チェック・カンパニー」(特別買収目的会社special purpose acquisition company(SPAC)を設立するとしています。

ブランクチェックカンパニーとは、他の会社を合併、買収したりすることを計画している企業で新興企業に属します。SEC(Securities and Exchange Surveillance Commission:米国の証券取引等監視委員会)の対象企業となります。

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ビジョン・ファンドを率いるラジーブ・ミスラ最高経営責任者(CEO)は、「われわれは自らSPACを手掛ける。今から12カ月で上場する用意がある。それを6カ月ほど早く確実に成し遂げたいと思っている企業にとってSPACは理想的だ。5億ドル規模を自社で投じる」と述べてます。

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同社は、計画に関してゴールドマン・サックス・グループシティグループなどの潜在的なアレンジャーと協議しているとのことです。

常に、果敢に攻めのSBG・・。

日経平均株価は❓❕

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本日の日経平均株価は、下落で始まるでしょう。昨日の米国市場を受け、また11月の米大統領選、相変わらず決まらない追加の財政政策などをめぐる先行き不透明感からか薄商いとなる可能性が高いでしょう。

予想レンジは、23,000円~23,700円

アドテック プラズマ テクノロジー、地域新聞社が本決算です。またUUUM、スーパーバリュー、富士精工など57社の決算発表があります。

米国市場では、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、 ウェルズ・ファーゴ、アルコアなど昨日に続き、金融セクターの決算発表に注目です。

水曜日ですね。。。今日一日が良い一日でありますように❕❕


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