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子どもの人生を豊かにするために

我が家の息子たちは重度知的障害がある

彼らは健常に産まれてきた人よりできないことが多い
だからこそ彼らの人生をより豊かにするために必要なことを考え抜いたことがある


ありがとうの感謝の気持ちをもてること

素直でいること


プライドが高かった若かりし私
息子たちを育てていく中で
支援してくれる人たちに
してもらって当たり前
だってそれが仕事でしょ?
プロなんでしょ?
なんて思っていた

先生や支援者とうまくいかなかったことが多かった



だが、彼らに私がしてあげられるのは


彼らにたくさんのご縁を繋いでいくことだと気づいた


毎日の生活の中でできることからはじめた


彼らに小さい出来事にでも
大きな感謝を伝えた
もちろん先生や支援者の方々にも

そうしていくうちに
たくさんの笑顔とご縁が繋がっていった


そして彼らに自ら選択することを教えた
今から食べたいのはどっち?
今日着る洋服はどれ?
本当に少しずつ少しずつ


一貫性がある中で
コミュニケーションが取れたと認識できることで素直になれる


だから親は
子供の感情を尊重して理解する《子どもの感情を尊重すると我儘を通すは違う》

子どもの今をしっかり観察して
あれこれ試行錯誤しながら
互いの信頼を得られるように行動する


その中で
親も大切にしていきたいことは何かを考える


そこで一貫性がうまれる


障害がある分繰り返しの数は半端ないかも
しれない
子どもの特性を知り表現方法を導くだけで
計り知れない苦労があるかもしれない



でもその先に
子ども自身が自分で選んだ経験が
子どもの人生を豊かにしていく

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