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育休復帰後の「ちょうど良い仕事」は、お互いを思いやるチームで探し続ける

こちらは、社内報"マネ報"として普段社員向けに書いている記事です。
社内報のゆるいノリそのままでお届けするので、マネフォの雰囲気が少しでも伝わったら嬉しいです。

妊娠や育児、ご家族の介護、体調が思わしくないなど、様々な事情を抱えながら働いている方も多いと思います。どのようにコミュニケーションを取ったら、お互いの負担を減らしながら業務をいい感じに進められるのか。

前回は「妊娠期間のコミュニケーション」を記事にしましたが、今回その続編として「育休復帰時のコミュニケーション」についてインタビューしています!

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参加メンバー(左上から時計回り)
金坂直哉さん: 石原さんの上司。バチェラーが好きな2児のパパ。
土江有里奈さん:人事本部 関西拠点担当。マネフォ新卒採用を切り開いた。
石原千亜希さん:経営企画本部。役員陣からも恐れられている左脳派。
菱沼史宙さん:人事本部。土江さんの上司で1児のパパ。

早めにすりあわせ始めた「復帰後の役割や期待値」

ーー前回のインタビューから約1年、ふたりとも育休から復帰されましたね!育休中や復職時、会社のメンバーとはどのようにコミュニケーションをとっていましたか?

土江:育休中も、上司の菱沼さんとは定期的に連絡を取っていました。いま自分は関西にいるので、人事メンバーが帰省や出張などで関西に来るタイミングでランチをしたり。あとは、同時期に育休に入った同僚たちと色々やり取りをしていて、子供のことで相談にのってもらったりしてました。

菱沼:人事内の役割変更や採用の進捗など、土江さんが気になりそうなニュースがあったら連絡するようにしてましたね。

土江:「この2か月のダイジェスト」みたいな感じで送ってくれてましたよね。子供の寝かしつけをしながら、気分転換にメッセを読んでいたのを思い出しました。

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(人事メンバーと連絡をとっていた土江さん)

石原:私も金坂さんから色々連絡もらったけど、雑談が多かったですね。バチェラーの話とか(笑)仕事の話はチームメンバーから色々聞いていて、その他にも会社で起こってることを教えてくれる雑談相手がいました。

金坂:大きなトピックスがあった時は連絡していましたね。けど、当時は直接上司ではない時期だったこともあって、仕事の話はそんなにしなかったかも。このYouTubeおもしろいよって感じの話をよくしていました(笑)

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(石原さんにバチェラー最終回をすすめる金坂さん)

石原:復帰後の役割や仕事内容を、どのタイミングで話し始めるのがいいかは迷いました。会社が変化するスピードが早いので、あまり前から決めても復帰する頃には変わっているだろうし。3〜4か月前くらい前から会話し始めたけど、本格的に考えたのは1か月前ぐらいからですね。

土江:私は、徐々にすり合わせをしていきましょうという感じで、菱沼さんに復帰の4ヶ月前に「面談で聞きたいことリスト」を送りました。タイミングとしては少し早いかもしれないけど、私が心配性なのを理解してくださっていたので…(笑)

菱沼:人事は柔軟に体制を変えながら動いていることもあって、その瞬間の採用ニーズによって任せたいことが変わったりする。なので「今話していることも直前1か月前に変わる可能性がある」という前提で話をしていました。面談の都度「今だったらこういうことが任せられそう」というのを細かく共有していましたね。

例えば、復帰後の役割を話し始めた1月頃はこんなにリモートワークになるとは想像していなかったので、関西の拠点からどういうことをやってもらおうかな?というのをずっと考えていたし。

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(心配性な土江さんが送った「聞きたいことリスト」)


金坂:経営企画は、石原さん復帰と部署の人事異動等がちょうど重なったタイミングだったので、今後の役割分担についてみんなで検討し直しましたね。

石原:子供が熱を出すのは予期できないというのと、メンバーに負担が寄ってしまわないかというのは不安に思っていました。家庭内の業務分担がうまくできたので、今のところは解決できてるんですけど。分担を夫側に決めてもらうっていうのは意識していました。「コミットできる範囲で決めてね」って。

土江:私も不安だった点は石原さんとだいたい同じです。妊娠中につわりがひどくて、周りに迷惑をかけてしまった感があったんですよね。つわりの次は子供の体調でまた迷惑をかけるかも...っていうのが不安でした。

石原:そこは手の打ちようがないよね。ベビーシッターお願いするぐらいしかないよね。

土江:そうですね。今まで自分は新卒採用担当として、フロント業務を中心にやってきたけれど、子供の発熱で休むことがあるかもというのを考えるとフロント業務だけでバリューをだすのは難しいなと思いました。じゃあどんな業務だったらバリューを出しつつ進められるのかっていうのは、すごく悩んでいたポイントですね。半年前くらいから想像を膨らませてはいたんですけど、直前に人事本部内の組織変更とかがあったりして、不安を抱えたままの復帰ではありました。

置かれる環境は人それぞれ、
あらためて感じる「すり合わせ」の重要性

――実際復帰してみて、どうですか?

石原:子供が思っていた以上に熱を出さなかったので、あまり問題なく復帰出来ています。リモートワークになったのも大きくて、可処分時間が増えて業務が回っているっていうのはありますね。

あとは、チームメンバーがパワーアップして色々うまくまわるようになっていたので、その分新しいことに取り組む余裕が生まれました。チームが二人増員して、復帰前はやることなくなるかもって思ったりしたんですけど、全然なくならず(笑)

土江:私は、正直最初の1か月はもやもや期でした。自分のバリューの出し方もそうですし、関西拠点にいながら他の人事メンバーとどうやって役割を分担していくのかだったり。

あと、自分の不安感をうまく伝えきれなかったんですよね。めちゃくちゃ不安はあるけど全力で走りたい。でも迷惑をかけるかもしれないから全力で走りたいって言い切れない、みたいな。菱沼さんはすごく気を遣ってくれていたので、私への期待値ってこんなもんでいいんですか?というジレンマを感じてしまったりもしました。

菱沼:僕の反省点としては、過剰な配慮をしていた気がします。やりきる気持ちが強い土江さんが珍しく「やりきれるか不安」だと口にしていたので、けっこう不安なんだろうなって思ってしまって。それで、復帰してすぐは詰め込まずにゆっくりスタートしてもらうイメージで準備してたんですよね。

コミュニケーションをとっていたつもりだったけど、実際はちゃんと理解しきれていなかったのは申し訳ないなと思いますね。働きやすい方向に倒せばいいわけではなくて、「今のやりがいを感じるポイント」はどこにあるのかのすり合わせが出来ていないと、本人は満足していないみたいなことが起こりうるなーと思いました。...というのを本音で話せたので良かったです(笑)

土江:「子供を第一優先にしたいから、どのぐらいアクセル踏めるか不安です」って伝えたりしていたので、以前の仕事100%の思考から変わったと思われても仕方がないのかなって思いました。時間単位で出せるバリューは変わりがないと思うけど、これまで10時間かけて出せてたバリューが、子供がいることによって8時間分しか出せないです、みたいな不安があったんですよね。こういう自分の中でも言語化できていない不安をうまく伝えられてなかったんだと思います。

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(土江さんのシリアストーク中、ズームしてくる金坂さんに笑いをこらえきれないみんな)

菱沼:置かれている環境やどうしたいかって人によって違うから、復帰した時の期待値のすり合わせは本当に難しいんだろうなと思います。

石原:今までより働き方をセーブしたい人もいれば、今までよりは少し抑えないといけないかもぐらいの人もいるし。実際に子供がどのくらい熱出すかとかは、働き始めてみないと分からないし、子供の体調次第なところもありますよね。

土江:石原さんと「運ゲーだよね」って話をしていたのがすごくしっくりきたというか。色々事前に準備したり考えたりしても、実際に復帰してみないとどのぐらいアクセル踏めるのか、どのぐらい子供の影響があるのかって分からないですよね。菱沼さんは「過度な配慮をしてしまった」って言ってくれましたけど、最初はそう思ってくれた方がいいのかも。多少物足りなさは感じても、自分次第で期待値を超えてどんどん巻き返していける気がするし、復帰する立場としてはその方が不安が少ないかもしれないです。期待値が高すぎて、それに応えられない方が気持ち的にはつらいかなって思いました。

菱沼:週を追うごとに土江さんが「これやります」「これやらせてください」っていうのが増えていく感じはありがたかったですね。積み上げていける方がいいのかもしれない。

石原:育休復帰後の働き方や期待値って会社で定められているものではないし、人によって全然違いますよね。継続的にすり合わせをすることが必要で、入社前にも上司やチームと話をした方がいいし、復帰してからも都度話をしてすり合わせましょうねっていうのがいいのかなって思いました。

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育休復帰に限らず、
制約条件を共有して想像しあうことが大切

ーー心がけていたコミュニケーションや、現場のありがたかった対応などはありますか?

石原:チームメンバーに負担をかけすぎないというのは意識していました。あと(部長という視点で)みんなのステップアップもあるので、この領域はきっとあの人がやりたいだろうなとか、ここは誰もやってないから私がやってみようかなとか。他の人の状況を見つつ、自分の希望を考えています。

当事者を交えずに復帰後の業務を決めてしまったり、もともと自分が責任を持っていたプロジェクトから完全に外されてしまったりすると、お互いアンハッピーになりやすいですよね。もちろん復帰する人だけのことは考えられないと思うので、チーム側はチーム全体の構成を考えられるといいなって思いました。

土江:私も同様ですね。自分のやりたいことだけで考えるんじゃなくて、まわりのメンバーがどんなことをやりたいのか、どんな思考を持っているのかは気にしました。まわりの思考と自分の思考をうまく噛み合わせられるとスムーズに業務が行えると思っているので、そのあたりを共有してもらえたのはありがたかったし、嬉しかったです。

人事は週次で1on1があるんですけど、キャッチアップしたいことがたくさんあったので、チャットでガンガン聞いちゃってました。チャットの嵐だったと思う(笑)自分は聞きやすい環境だったから聞けたけど、復帰直後だけでも良いので、遠慮なく質問できる場をチーム側で作ってあげると安心できるかもしれないですね。1年ほどいないと、忘れていることも、変わっていることもたくさんあるし。

――現場側からの「こうしてくれると助かるな」と感じたエピソードはありますか?

金坂:石原さんは「17時〜19時のMTGには耳だけなら入れます」とかクリアに伝えてくれるので助かりました。送り迎えや家族内の役割分担など、人によって状況が異なるのでイメージしづらいから、「こうです」って言ってもらえた方がありがたいなと。

僕も「8時~9時は子供を送っていくのでアポ入れられないよ」って伝えています。育休復帰した方だけではなく、みんな仕事以外の生活があるっていう前提の中で、制約条件を共有し合って、お互いに想像し合って思いやることが大切だと思いますね。

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(「良い回答」をしてみんなにイジられる金坂さん)


菱沼:どんな不安やストレスがあるのかを全部言ってもらって、確認してもらえると良いなと思いました。不安を読み違えていたり、よかれと思ってアクションしたことがズレていたりするのはよくないから、復帰してからはそのすり合わせを毎日やっています。あとやっぱり2人とも「どうにかして貢献したい」という気持ちがみなぎっているので、それに応えたいなって思いますよね。

石原:育休を取ったことで「自分がバリューを出せるのはどこなんだろう」って今まで以上に考えるようになりました。急に休みをとらなきゃいけなくなるかもしれない状況とか、限られた時間の中で、どうアウトプットを出していくのかを考える機会になったかなと思います。

土江:自分が何をしたらいいか、どういう状況ならバリューを出せるのかというのは、育児休暇の中でずっと考えていたかもしれないです。自分の業務内容やスキルを整理しておけると、よりスムーズに復帰できるのかなって思いました!

土江さんのチームメンバーとして感じたこと

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前回の記事でもコメントをくれた人事本部の大崎くん。今回も土江さんのチームメンバーとして感じたことを語ってくれました。

これまで、育休復帰時にまわりが特別に配慮しすぎてしまって、自分自身のバリュー発揮に悩んでいる人を見てきました。人事本部の場合は、家族がいるメンバーも多く、みなさん送り迎えなどもしています。それもあって役割分担が明確で、フラットにコミュニケーションできているので、僕自身は「育休復帰であること」を特別に意識したことはなかったです。

でも、今回の対談を聞いて、土江さんが色々悩んでいるということに気付いてなかったなと思いました。産休前と違って体調面に出るものだけではない分、育休復帰時の気配りは出来ていなかったのかもしれないですね。

育休復帰メンバーに限らず、お互い自分の状況や期待値を伝え合うというのは、仕事をスムーズにすすめるカギになるんだと、あらためて理解することができました!

さいごに

金坂さんの「相手の状況を想像しあって思いやることが大切」というひとことに、マネーフォワードのカルチャー”Teamwork”や”Respect”があらわれているなと感じました。みんながはっきりと自分の状況を言えるわけではなく、言いづらかったり遠慮してしまったりするケースもあると思います。「相手を理解しようとする気持ち」とともに「相手に理解してもらおうとする気持ち」を持って、お互いに歩み寄りながら働くことを大事にしたいですよね。

社内報マガジンでは、このような社内の出来事やメンバーのストーリーを通じて、マネーフォワードのカルチャーを切り取っています。社内だけではなく、いろんな方にマネーフォワードのカルチャーを知っていただけたら嬉しいです!

マネーフォワード公式noteもぜひご覧ください。


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Money Forward / Designer & VP of Culture /コーポレートデザイン・ブランディング・企業文化 / 想いやビジョンのハブになって、共感・共存できる世界をつくる(個人理念)/ 保護犬2匹 / 素敵な旅をするのが好き / 横浜F・マリノス担当