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50代の就活に必要なこと #11

どうも。7日ぶりの投稿です。

就活3か月目になって
そろそろお尻に火がつきはじめたせいか
心身に余裕がなく
投稿から遠ざかっていました。

5月のゴールデンウィークを過ぎて
だんだんゴハンが美味しくなくなってきています(笑)

「50代の再就職すら困難なのに
 8回目で従来通りの転職を目指すのは無謀すぎる」

とある転職紹介会社から
電話でハッキリ言われました。
(向こうから電話してきたのに!)

なぜ8回も転職したのか
職務経歴書を見れば一目瞭然なんですけど
(県職員とか契約社員の時期があるので)

50代だと職務経歴書すら
「見る価値もない」ということでしょうか。

といっても
とあるYoutuberによると
アメリカでは
「多くの経験があることが必須」で
(コネもかなり必要らしいけど)

検索すると最近は
定年の概念すらなくなっているそうですが

Google検索 #アメリカ #定年

しかしながら、ここは日本。
そして、日本人は無類の新しもの好き!

この文化を
仕事に活用してきたことも事実です。

私が広告タイトルやキャッチコピーを考えるときも
よく「新」を付けてきたし。

「未経験でも若いほうを採用」するのは
誰に倣ったわけでもなく
日本では、ごくごく自然なこと。

この文化は、これからも変わらなさそうだし
改めてハラに銘じて進むしかないと受け入れました。
(これが後進に譲ること、循環かなと、思い改め)

と、言いつつも
80歳まで社会人として生きたい私は

40代後半から
WEBデザインスクールやら
女性だけの50代起業セミナーやら
色々と手を出してはみたものの
結果、何にも実らないまま
現在に至っているので
いい加減もう焦っているわけです。

そんなこんなで悶々としていたとき
ふと目に留まった、2冊。

「精神科医が教える幸せの授業」 樺沢紫苑著
「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」 池田貴将著

先に「幸せの授業」を読んで

次の本「覚悟の磨き方」を読むために
わざわざ、近所のカフェに出かけたのですが

この「覚悟の磨き方」を読み進むうちに
なぜか涙があふれてきて
テラスで泣きながら読破しました。

感覚で例えるなら
熱い夏に
バニラアイスクリームで癒された後
激熱なカレーライスを食べたような感覚・・・
(順序が逆だったかも)

樺沢先生の「幸せの授業」では
人の脳が感じる幸せには
3種類の幸せホルモンがあって
それぞれをバランスよくすると
真の幸せ感に満たされるのだそうです。

  • ドーパミン(物質やお金で得られる幸せホルモン)

  • オキシトシン(人との繋がりで得られる幸せホルモン)

  • セロトニン(心と体が安定して得られる幸せホルモン)

例えば
物質やお金を儲けたい「ドーパミン」を出して成功しても
「オキシトシン」「セロトニン」を置き去りにすると
人は、真の幸せを感じられないようにできているそうです。

近年の動向でみると

ドーパミン的幸せで生きていたバブル時代が崩壊し
東日本大震災でオキシトシン的幸せが求められ
コロナで、セロトニン的幸せが求められるようになっていると。

そして
リモートやIT化が進んだ現在

どんどん人と人との繋がりが薄れてきて
若者たちのコミュニケーション力が低下してきているから
この先の日本が心配と
樺沢先生がお話されていました。

「精神科医が教える幸せの授業」 樺沢紫苑著より

私はどうしたって
昭和のバブル世代(とはいえバブル体験したことはほぼないけど)
ドーパミン的幸せを求めすぎて自己崩壊していたことを
ほんわか反省していたところに

「覚悟の磨き方」

あの偉人、吉田松陰先生という
誰もが知る英雄だとしか知らなかった方が

こんなにも情熱的で
感情的なひとだったとは夢にも思わず
行動の起点がとても私に似ていて
親近感を覚えずにはいられなかったからです。

当然ですが
この親近感は厚かましすぎるというか
レベルが違いすぎて
読むに堪えない感想だという自覚もあり

同時に
本当に人のためだけに働けていたかというと
全くそんなことはなく
そんな悔悟の念に苛まれてもいます。

厚かましいついでに
もう一つ胸に刺さった点は

この本に書かれている
吉田松陰先生の教えや信条は
過去に自分でも気づいていたことが多く

それなのに私は
何一つ、そんな自分の感情を認めず
ひたすら自分で自分を批評して

私は努力が足りないとか、精進が足りないとか
社会の価値観と照らし合わせては
マルかバツを付け続けていました。
(完全な二元論者、しかも結果しか見ない主義)

というわけで、私の今は
自分が思い描いていたところからは
相当ズレた場所にいる、ということも理解できました。

多分これまで何度も
こういう合図はあったはずなのに
今やっと、しかも
このタイミングでようやく腑に落ちたのかと
愕然としたけど
どこか安堵感のようなものもあり。

なんともツラい話をツラツラ書きましたが
とにかく受け入れるしかありません。

これからは
名誉挽回しようとか
負けずに生きていこうとか
人や社会の物差しに照らし合わせるよりも前に

自分の役割や
自分の感情を丁寧に扱うことを優先して

自分のやってみたいことに
挑戦し続けようと決めました。
そして
どんどん読書して、アウトプットしていこうと。
(樺沢先生流)

「覚悟の磨き方」は2022年発行で
もうすでに周知の方が殆どだと思いますが

これからここで自分のために
少しずつ紹介させていただこうと考えています。

そう、私に残された生きる道とは
コツコツ「継続」のみ、という話。

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