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ブランディングやマーケティングの前に取り組んだ方がいいこと

こんにちは、おけーです。

ブランディングやマーケティングで、
差別化してファンを増やさなきゃ!

という流れが昨今の主流となっていますが
その前に決めておくと、その後が
圧倒的にスムーズになるものがあります。

それが、コアメッセージです。

これがないと、
どんなに売れるための手法を研究・強化しても、肝心の軸がない状態なので、事業を続けていくことができなくなってしまいます。

一時稼げても、すぐに心が折れてしまうようなビジネスをしたい人はいませんよね。

であれば、
先に手法や提供するものにこだわるのではなく、なぜそれをやるのかをはっきり言葉にする必要があります。

そうすれば、
自分も相手もずっと幸せが続く
ブレないビジネスをし続けることができます。

検索しても見つからない言葉の見つけ方

コアメッセージを見つけるためには、
目先の利益を考える前に胸が痛くなるほど
人生を振り返る必要があります。

情熱とは多くの場合、
体験した痛みから湧き上がってくるものです。

それにはあなただけが知っている
原体験が深く関わっています。

検索しても、そんなものはどこにも落ちていませんよね。
答えはすべて自分の中にあります。

どういうことか知っていただくために、
私がこの仕事をするきっかけとなった方との出会いをお話させてください。

「なぜ」をとことん追求する

あるフィットネストレーナーの方とお話していた時のことです。
元看護士でもあったので、美や健康への知見が深い方でした。

これからやっていきたいことや
人に伝えたいことも明確でした。

具体的には、正しい筋トレや
呼吸の重要性を伝えていかれたいとのことでした。

でも、先ほどもお伝えした通り、
重要なのは「何を」提供したいかではありません。

「なぜ」あなたがそれをするのか、
ということを、言葉にする必要がありました。

自然と質問は、どんな過去を過ごしていたか
という問いが多くなります。
すると、自分を大切にできていなかった頃のことを丁寧に教えてくれました。
その頃は人と比べてしまっていて、
どんなに激しいトレーニングをしても
理想の体型には近づかなかったそうです。

そこから心と体がどう変わっていったのかなど
お話をじっくり聞くうちに、この言葉にたどり着きました。

自惚れボディで、もっと自分を好きになる」

その直後にプロフィールの一行目を書き換えてくださったのを覚えています。
自惚れという言葉自体には、
ネガティブな印象を抱く人が大半です。

けれど、女性たちの深層心理として、
一度は自分に惚れてみたい
という気持ちがどこかにあるんですよね。
それは、彼女自身の願いでもありました。

私は関心という愛を元にお話を聞いて
その方の想いを相手の視点から見る
役目をすることになります。

そして、そのイメージを元に
伝える言葉を伝わる言葉に変えていきます。

これはどんなに優秀な人でも
自分ではなかなかできないことです。

あまりに想いが強すぎて、
相手からの視点が持てなくなっていることが多々あります。

それが、情熱の盲点だからです。

熱い想いはもちろん、あった方がいい。
ただ、それを人に伝わる形にするには
翻訳というひと手間が必要です。

「自惚れボディ」を肩書きとして前面に出されるようになってからは、飛ぶ鳥を落とす勢いで飛躍されていきました。

今では、UNUBORE BODY研究所という100名以上の有料コミュニティを運営されて、生徒さんに慕われています。

毎朝のLiveの最後は、

「美しい皆さま、本日も楽しく自惚れてまいりましょう!」

というメッセージで締めくくられます。
その言葉で多くの女性が励まされていると思うと、私も聞くたびに喜びが溢れます。



もうひとり、ご紹介したい方がいます。
全国を旅しながらおむすびを結ぶことを生業とされている菅原香奈さんです。

『旅するおむすび屋』という屋号が、すでに唯一無二ですよね!

過去、重度の拒食症を6年間患われていたことをnoteでも開示されていて、
すでに「食べることは生きる喜び」という強いメッセージを持って活動されていました。

さらに多くの人に伝播させていくためのコアコンセプトが必要と感じられていたそうです。

話を聞く中でわかったことは、
おむすびを結ぶ時に大切にしていたのは、
その土地その土地での人とのつながりだということでした。

拒食の過酷な日々から解放されたきっかけも、
あたたかい人間関係だったからです。

食を通して、手と手を取り合いたいというところに熱いものを感じました。
そこで、提案した言葉がこちらです。

手と手をむすぶ、おむすび時間

今ここに生きて、共有できる時間を何よりも大切にされている。
この言葉をストンと腹落ちしてくださって、
少し修正を加えて採用となりました。
Instagramの発信の節目節目で使ってくださっています。

菅本香菜 / 旅するおむすび屋 / おむすび on Instagram: "三重おむすび旅🍙 三重県尾鷲市へ。 ローカルの魅力を引き出し新しい挑戦を続けている地域としてずっと気になっていたんです。 今回は食の視点から尾鷲の魅力に触れることができました(^^) お忙しい中ご対応くださった尾鷲の皆さん、アレンジしてくださった谷口さん、ありがとうございます! special thanks @owasemukainouen @seaveges @hinafuu04 @doimise.owase @toshichan0118 @wt_welcometoourtable photo @megumi_tange typography @yui_oo1031 #旅するおむすび屋 #おむすび #おにぎり #ごちそうおにぎり #旅 #三重観光 #三重グルメ #三重旅行 #尾鷲 #虎の尾 #シーベジタブル #海苔 #旅好き #japantravel #日本の絶景 #japanesefood #onigiri" 266 Likes, 5 Comments - 菅本香菜 / 旅するおむすび屋 / おむすび (@kana.omusubi www.instagram.com

メッセージを見つけ出すのは共同作業

人は強いエネルギーを発する時、
同じくらい陰の部分も併せ持っているものです。
それは、決して悪いものではありません。
見て見ぬふりをすれば、コアメッセージは見つかりません。

だから、メッセージを見つけるのは共同作業です。
問う人と答える人が共に心を開いて、
息を合わせる必要があります。

私がお役に立てるのは、そういう意味で、
誰でもいい・いつでもいいということではありません。

自分の中にあるどうしても伝えたいメッセージを外に出す覚悟がある人。
そのタイミングだと感じる人。

自分の中の暗い部分もしっかり見る覚悟があり、人を惹きつける言葉を使って、自分を活かしきる覚悟がある人です。

そんな方と出会えた時にだけ、
私のお役目は活かされると感じます。

この感覚を言葉にするのは、
簡単なことではなく2年を費やしました。

私と話してみたいと思われた方は、ぜひお話しましょう。
一緒に大切なあなただけのコアメッセージを見つけていければうれしいです。
必要な際はビジネスの伴走もさせていただきます。

長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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