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お部屋の中の段差を減らす

今日の「新学年準備活動」用務員さん編

お教室(うちのリビングルームですが)の中で、子供たちが時々去年転んでいた場所があります。
キッチンの床を貼り直してもらったら、リビングや廊下との段差が0.8インチ(1センチぐらい?)できてしまって、その段差につまづいて転んでしまう子が数人いたんです。そして、お掃除ロボットも微妙に登れなくて、止まってしまうってことが、多くて。

こんな些細な段差が障害に

気になりだすと、直したくなるんです。今日は、朝から時間あるし、、と思ってホームセンターで材料を買ってきました。

よし、やるぞ!

が、私の携帯電話にお向かいのお爺さまから「救急病院に連れて行ってくれないか?」の電話メッセージが入っていました。
最近、体調が悪くて車にも乗れない状態のこのご近所様。アメリカで「車に乗れない」イコール「何もできない」です。しかも、携帯電話も持っていないので、ウーバーやリフトなどの配車サービスも利用できません。
週に一回ぐらいは、病院に連れて行ってあげているのですが(今、夏休み中で時間に余裕があるので)、今日はなんと救急病院です。
さすがに、あわてました。よく聞いてみると、血液検査の結果、塩分が足りていない(最近減塩していたそうです)ので点滴を打つように医者から今朝電話があった。点滴を打ってもらうのに一番早いのが救急病院だったというだけだったのですが。アメリカは、救急車の乗り込むだけで、20万円ぐらいかかります。事故にあって、血を流している人でもタクシーを自力で頼む人もいるくらい、医療に関しては後進国(としか、私には思えないです)

とりあえず、病院に連れて行って、点滴を終えてお昼ご飯を食べて、用務員さん始めました。

引っかかる原因のプラスチックを取り外して、買ってきた材木をちょうど良い高さにサンドペーパーで削って、なかなかいい感じ。
木工用ボンドと、ネジでしっかり止めました。ネイルガン(電気で釘を打ち付ける道具)や、テーブルソー(卓上ノコギリ)も欲しいけれど、一年に一回使うかどうかの道具なので、我慢です。

できたよ〜。

お掃除ロボットも登れるし、子供たちも転ばない


あと一箇所あるのですが、もう園が来週から始まってしまうので今回はここだけ。

自宅で、こども園をやってみたいけれど「用務員さんはできないわ」という方は、できる人にやってもらえばいいですよ。
私は、こういうの好きだからやっているだけなので。

それにしても、たった1センチの段差だけなのに室内で転ぶって、あるんです。おそらく、車椅子なんかでもこういう段差って大変なんでしょうね。
外に出て、段差ばかりの社会で生きていくのって、車椅子の人には大変なんでしょうね。