見出し画像

【第9章】再診での新たな試練

2022年3月15日
ネット予約してはじめての再診日。

予約済みなので直接2階の受付に行き、そこで診察券を出しました。


病院では、月1回保険証の確認をするため診察券と一緒に所定の場所に入れることが多いですが、松島病院では『診察券のみ入れてください』と書いてありました。


診察券を入れて、『保険証みせてください』の声かけがあるだろうなぁ、と思いながらも先ずはトイレに行きました。

診察前はやっぱり行っておかないと、なんとなく色々不安です。(色々って色々。笑。女性ならなんとなく察しがつくかかと思います。笑)


いざ、診察直前になってトイレに行きたくなったらそれはそれで迷惑かけるので、それは避けたいという心理もありますね。

トイレで用を済まし、気持ちの準備をして待合室で待っていると数分後に名前を呼ばれました。案の定、保険証の確認がありました。


14時30分の予約でしたが、病院に着いたのは14時15分頃。

受付の方から『予約時間順にお呼びしてますので、しばらくお待ちください』と言われました。その際、【どこで待っていればいいのか】の指示がなかったので(ただ聞けばいい話ですが)受付が見える位置に座ることにしました。


ここでいいのかな、と終始不安を感じながら待っていました。2階の受付は、ちょうど建物の真ん中にあるようで、左右に診察室が分かれています。検査室とか、階段とか部屋のつくりがなんだかちょっと迷路みたいになってて良くわからないんです。

『まー、一時間過ぎても、なにも呼ばれなかったら確認しに行けばいいか』と自分をなだめ、7月に控えた公認心理師の勉強をしながら待ちました。

予約時間の14時30分ちょうどにはさすがに呼ばれず、15時近くになってやっと『◯◯さん8番診察室の前でお待ちください』と呼ばれました。

30分押しくらいだったら早い方かも。そんなことを思いながら診察室の前で、『今回はきっと女医さんじゃないんだろうなぁ、、、』と、諦めながらおじいちゃん先生を勝手にイメージしていました。

(これっていつまでも自分が若いイメージなんだなって最近とても感じます。先生=年上というイメージ。年齢的に自分より年下の先生ってことも出てきたので、何だか居心地悪いお年頃となりました。)


『◯◯さんどうぞ!』と看護師さんがドアを開けてくれて中に入ってみて一瞬止まってしまいました。


『えっっっ、、マジかー、同じ歳くらいの先生じゃないですか!しかも男の先生(だとは思ってたけど)。
めっちゃ複雑なんですけどー!うぅ、帰りたいかも、、、』


正直、心でかなり叫びました。あぁ、試練としか感じられない。


そんな心の中とは裏腹に、ここまできたらもぉどうにもならないので気にしないように淡々といている自分がいました。


動揺していないように振る舞うのは得意なんですよね。いいんだか、悪いんだかって感じです。


相手を不快にさせるのはもちろん良くないですけど、最近はもう少し素直に感情を出してもいいかなと思いつつあります。


(自分のメンタルを健全に保つ為にも、表に出す出さないは別として、その時の素直な感情をまずは認めてあけることを何より大切にしてます。)


先生からは『先日は検査お疲れ様でした』とのねぎらいがあり、先生の優しさに癒されました。


早速、お尻を見られながら『どんな状態ですか?』と尋ねられ(めちゃめちゃ恥ずかしかったですよ。)

わたし
『はい。結構大きいし、排便の度に出てくるので結構大変です、、、』


それに対して先生は
『検査の結果、一般的な肛門ポリープということで、もう手術するって感じですか?』


わたし
『はい、そのつもりでいます。ただ、心配しているのが7月に資格試験があって、それに影響ないようにしたいっていうのがあります。あとは生理に被らないようにしたいです。』


そうと伝えると


先生
『その辺りも相談しながら予約できますが、万が一、術後の経過がよくなくて試験に影響でてしまうという可能性はあるので、それであれば今の状態で辛くなければ、試験後の手術の方がいいかもしれないですね』と。


試験後に手術!


この時、試験の後にするって考えは、なぜかはじめから無かったことに気がつきました。


私も手術する前提ではいるので、冷静に頭を働かせることに集中しつつ、、


わたし
『そうですか、そしたらそうしようかな。今の状態だと緊急性がないから、もう少し後でも大丈夫ってことですよね???』


そう念押しで確認してみると


先生
『そうですね。まぁ、一年後とかになっちゃうとどうかとは思いますが、、、』と。


さらに気になることを聞いてみようと

わたし
『夏とかで傷の治りが悪くなるとかはありますか?』


先生
『太っている人はそういう可能性も大きいですが、みたところその可能性はないと思います』と。

わたし
『なるほど。そしたら試験の後にします。』


そう返事しました。



手術の予約は2ヶ月前からできるとのことなので、手術予定の2ヶ月前くらいにまた受診をして手術予定を決めるという流れになるそうです。

そうなると、今日の受診って意味あったのかなって思ってしまった。。


まぁ、私の中でこの件をスッキリさせることが今年の目標のひとつでもあったので、なるべく早く終わらせてしまいたいという思いが強く、最短で行う思考になっていたことが判明しました。うん。はじめから試験後という選択肢はなかったんですよね。自分でも不思議なんですが、やるなら早くやりたいって気持ちの現れでもあったのだと思います。

試験前だと試験当日大丈夫かな?とかなり不安も強かったので、試験後にするって決めたらなんだかスッキリしました!うん、結果良かったみたいです。ストレスは、なるべく少ない方がいい。


それに、不安をぶつけてみることで違う視点の考え方を教えてもらえるのでやっぱり先生に思っていることを伝えられて良かったな、と思いました。


自分のことだと視野が狭くなりがちですね。改めてそれを実感させてもらっているし、私が普段やっているサポートってこういう時に役立ってるんだなって確認できたみたいで、なんだか嬉しかった。


手術は延びたら延びたで、9月の誕生日が好きに過ごせるのかな、とか心配は残りますが、ひとつ不安がなくなるとみごとに新たに不安を見つけるものですね。まーわがまま出るくらいが健康で丁度いいってことにしておきます。笑


希望としては試験翌日くらいから入院できるといいな。そして絶対に手術も入院中も生理が被りませんように!!この願いが一番強いかも。


続く。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?