【keiko随想】梅が咲いた♬時に恐怖するけど、やさしい自然にやっぱり感謝！
今年は元旦から自然災害の恐ろしさを目の当たりにしました。
2日には航空機事故、3日は北九州の繁華街が大火災に見舞われたのです。
ふるさと神戸で起きた、阪神淡路大震災から29年を迎えようとした矢先。
どうしようもない無力感と絶望感に苛まれつつ、日常を暮らしています。
☼近隣散歩
晴れわたるきれいな朝、外に出てみました。
することはあるけれど、どこかで気分転換が必要です。
久しぶりに城山に向かうコースを選んで、散歩というかウォーキング。
少し歩けば身体はあたたまり、うつむき加減の視線が上向いてきます。
えっ！もう梅が！！
そういえば、太宰府天満宮の飛梅も、10日以上早い開花とニュースで聞いていました。
思いがけなく早い再会に、心がなごみます。
自然の脅威に身をちぢめ、自然の恵みに心癒される己の小ささに、冷笑を浮かべる自分を感じます。
☼春は間近に
歩きなじんだ住宅街の細道には、間近になった春の気配を感じます。
とはいえ、明日は大寒、節分まで最も寒さがきびしい時期です。
油断はできませんが、身近な春にそっと寄り添うように、本格的な春の訪れを待ちましょう。
これから盛りを迎える水仙が、ちょっと遠慮がちに咲かせた花は純白です。
白梅咲き誇る樹の下の土手で、可憐に咲いています。
県道沿いにあるマンション下の畑のすみに、毎年花咲かす紅梅・白梅。
いつも紅梅が満開になったあとから、ゆっくりと白梅が開花します。
こちらも行ってみると、やはり紅梅は見事に咲いていました。
急がなくていい…ゆっくり咲いてと白梅に声かけて、また来る約束を交わします。
ここに引っ越してきた年は、すでに桜の時期を過ぎていて、まるで気づかなかった梅の木たちです。
次の年、鮮やかな色に導かれ、写真を何枚も撮りました。
今年は思いの外、早い再会にはなったけれど、間違いなくホッとする空間。
前向きに生きなければとわかっていても、気持ちの沈む自分がいます。
今はただ、この気持ちを大切に、知らない誰かに寄り添っていたいのです。
自然は時に人間に、容赦ない猛威をふるいます。
同時に自然は多くの恵みと、癒やしを与えてくれるものです。
その中で生かされているこの瞬間を、感謝しながら過ごすしかないようです。
♬最後までお読みいただき、有り難うございます。(^^♪
※YAHOOニュースで、宗像市の取り組みを記事にしました。
よろしければご覧ください。
サポートしていただければ嬉しいです。 これからも精いっぱい、心のこもった記事にしてまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。