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【夫婦ふたり暮らし】夫の一言で気付かされたこと

私はバンドのライブに行くことが好きで、チャンスがあれば多少遠くても行って楽しんでいます。

私には、「いつかアリーナ席の最前列席でライブを見たい!一度でいいから大好きなバンドのライブを真ん前で味わってみたい!」そんな欲望があります。。
ライブの座席というのはもちろん抽選で、こればっかりは運に任せるしかなくて。なんとかアリーナ最前列に恵まれる術はないものかと夫に聞いてみたのです。

私:「一番前の席になるにはどうしたらいいと思う?」

夫:「執着しないことじゃない。」

驚愕しました。夫から悟りの境地のような答えが返ってきたのです。普段は小2男子のようなことしか言わないのに、そのときは私のずっと先を行く仙人のようなことを言ってのけてきました。

そして、私はハッと気付かされのです。確かに、チケットは争奪戦。そのチケットを手にすることができたこともだし、そもそも、自由にライブに行かせてもらえる環境があること、それだけも十分に恵まれているではないか!私はそのことを忘れ、当たり前にしていたのかもしれません。

ライブで家を空けるときは夫が家事をして留守を守ってくれるわけで…
私がライブに行くときは毎回、快く送り出してくれます。そのおかげで、私も思いっきっり大好きなバンドのライブを楽しめるし、そんな瞬間が私の日常にはある。私の人生最高じゃん!そんな風に思えてきました。そうしたら、本当にありがたいことだなって感謝の気持ちが湧き上がってきました。

人間という生き物はその環境に慣れてくると、ついつい、欲が出てしまいます。欲があることが悪いことだとは思いませんが、執着しすぎて「今」あるものへの感謝を忘れてはいけないなと夫の言葉で気付かされました。「今」に目を向けてその瞬間を大事に楽しみたい。改めてそう思いまいした。

大事なことに気づかせてくれた夫。ありがとう。

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