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娘の気持ち?

いま
わたしはとっても
動揺している

まったく予想外
急展開で
母が地元の
グループホームに入れる
という話が来た

話が来たのは2日前

グループホームでは
入居者さんと職員さんが
できるだけ一緒に
毎食ご飯を作り
畑仕事や梅干し作りなどをするという

瀬戸内海が一望できる立地で
散歩やドライブなど
普段の外出も
季節の行事も
盛んなところ

定員18名の小規模入居型
全員個室
定員が少ないので
申し込んでもなかなか入れない
人気のホーム

「お母さんの性格にあってると思う」

アドバイスをくれる方もいた

たしかに
お花や畑が好きで
料理や裁縫、歌も好き
人と会うのも好きで
おしゃべりや外出も好きな母には
ぴったりと思う

「なかなか入れないだろう…」
と思いつつ
父は
もしも自分が体調を崩したら…と考えて
母の入居の申し込みをした

その後さらに
もういくつかのホームにも
申し込みをした
母の要介護度が上がるたびに

実家はいま
わたしも手伝っているとはいえ
老々介護で
父が母を介護している

わたしの力は微々たるもので
宅配お弁当や
デイサービスなども
必要に応じて
利用してるけど
父の負担は大きい

家事は
ほとんどしてなかった父が
初めての洗濯や買い物に
挑戦したり
ご飯を炊いたり

母が眠れないときには
夜中に起きて
話し相手になっている

父はたぶんいま
ゆっくり眠れてない
一時期よりも
ずいぶん明るく
いい笑顔になったけれど
見ていて心配

わたしは介護を手伝いつつも
今月高校入学したばっかり
つい数日前まで中学生だった子がいるから

両親が衰弱した
ピーク時にはほとんど実家に居たものの
自宅を放ってもいられない

これから少し
こどもの成長には期待できるけれど
何よりわたしに体力がない

そこに突然
舞い込んできたお話

入居中の方がひとり
他の施設に移ることになり
空いたひと部屋の
順番待ちの1番がうちの母

…と
(水)父に電話連絡があり
(木)施設の方が両親に会いに来て
話が決まり
(金)父がわたしに知らせてきた

父によると
母も気に入ってたというのだが…
(どう説明したのかなあ…)

実は
母のケアマネさんが
これまでの父の様子を心配し
別の特養に来月から…と
母の入居を考えてくださっていた
そちらは
グループホームではなく
特養のホーム

急な電話に
てっきりその話が決まったのかと
複雑な気持ちで
実家へ走った

それがまさかの
「第一希望」
あきらめてもいたし
入るとしてもまだまだ先
…と思ってた

一番最初に
「ここがいい!(お母さんに合ってる!)」
と言ってた場所に
決まってく

このチャンスは
のがしたくない!
一方で
「早すぎる…」と
淋しくなる

入居は来月だし
自宅からも近いので
そんなに困らないし
準備も急がないだろう

家からの途中に
峠があるから
徒歩は無理だけど
車なら10分程度か?

なによりそこは
島のなかでも
父の生まれた場所
古い家はもう残ってないが
まだ少しの畑があり
なじみのお寺さんがある
畑を見に行ったり
ドライブやお墓参りに
いまも通う場所

景色のよさを加えれば
ちょっとした
リゾート地かもしれない
(日本の夕陽百選に選ばれている)

ただ
あまりに急なのと
他のホームに来月の予定

半信半疑で聴いていただけに
気持ちが
追いつかない

「茶碗がないよ!」って言われたら
「はいは~い!」ってすぐ持っていけるくらい
近いんだけど
わたしのなかの「娘の気持ち」が
おか~さ~ん!
おか~さ~ん!って
呼んでいる気がする

今年の母の日は
どこにカーネーションを
持参するのだろうか?
問いかけつつ
「一緒に桜を見られて良かった」と
しきりに思う
眠れないままに

見てくださって
ありがとうございます

けいちゃん♪






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