現代版〝陰間〟ジャニーズ性加害問題

  show  must  go  on ！
「何があってもショーは続けなければならない」by 木村拓哉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(削除済み?)

デヴィ夫人が「昨今の流れは偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜、
日本の恥。… 恩を仇で返すとはこのことではないか。非礼極まる」
と性被害を訴えた人々に疑念を呈した。

さて事の本質はどこにあるのか？　

「人類史上最も愚かな……鬼畜の所行」「ヒトラー、スターリン」云々と、凄まじいワードが飛び交う。報道されているように、膨大な人数の未成年への性加害であるから、現代では当然と言えば当然な表現かもしれない。

約20年も前に最高裁での上告棄却で判決が出ているジャニー喜多川の性加害。今さら何を？というのは業界関係者の本音だろう。マスコミ各社もそこを突かれたらどうにもならないはずだ。なぜ黙っていた？なぜ報道しない？　一体どう答えるのだろうか。BBCに指摘されるまで、見て見ぬふりをしていたのは事務所だけでなく、我が国の報道機関でもある。

「枕営業って特殊ですか？この業界で…(趣意)」とEXIT 兼近大樹氏がABEMA Prime で本質をズバリと言及していたが、私も全く同感であり、それが善悪を超えた現実なんだと誰も表立って言えない中での、どうにも煮え切らない会見や質疑であり、この問題の核心にある古来からの風習でなくてなんだろうか？？

その古来からの風習とはなにか。人々の心のうちに厳然と存在してしまっているもの、善悪を超えた「性の売り買い」である。それは未成年の枠など、否、未成年こそ容易に飛び超えてしまう、皆さん周知の事実である。繰り返すがこれは善悪を超えている、人間の邪な欲望そのものだ。だからこそ現代では非倫理として糾弾されてもいるが、これを大人たちは全員理解しているために、どこかよそよそしく、建前に終始せざるを得ない。よって、内実を知っても全員が黙っていたのだ。

「人類史上最も愚かな……鬼畜の所行」であるのに、なぜ全員が黙っていたかをよくよく内省してみなければ、何も進歩しないだろう。事務所も記者たちも、空々しいことしか言っていない。
一部の人々が指摘しているように、敗戦後の卑怯な知識人の態度と同じ〝手のひら返し〟そのものだ。全部わかっていたと。今さら何を……。

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