【いだろぐ483】ネガティブは高級食材。
100人組手が止まってしまった時の話。
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先日、101人目と102年目の方とお会いしました。
100人組手は無事完了しましたが、
これからもたくさんの出会いを大切にしていこうと考えています。
これから組手いただく方もどうぞよろしくお願い致します。
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100人組手を完遂することができたものの、
目標の半年に対して実際には16ヶ月もの時間がかかり、
すべてがスムーズに進んだわけではありませんでした。
序盤の月ごとの進捗は以下でした。
1月:13人、2月:16人、3月:10人、4月:5人、5月:3人
4月と5月には徐々に失速し、組手が完全に止まってしまいました。
その頃、週末は組手を行い、毎日ブログに投稿を続ける傍ら、
本業で未経験の仕事に転職したばかりで
新しい職場や環境に適応しようとしていました。
段々と、自分自身が疲弊し、
ネガティブなことを考えるようになってしまいました。
組手を通じて、素晴らしい方々と出会えた一方で、
自分と比べることによって自己を責め、
つらい時期が続いていたことが、組手が止まってしまった原因です。
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しかし、ブログでの発信を続ける中で、
次のような言葉をいただくことがありました。
ネガティブは高級食材。
他人の不幸は蜜の味。
井田さんがネガティブなことを書いている時、
それが結構面白い、と言われることがありました。
例えば、この時期の話で言えば、
組手が進まない、
他人と比較して苦しくなる、
新しい仕事や環境がうまくいかない、
といったことが、聞き手には挑戦的で刺激的に映る、というものでした。
自分としては、ネガティブなことをあまり言いたくなかったのですが、
聞き手から面白いと感じられることで、パラダイムが変わっていきました。
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自分が感じていたネガティブなことが、
実は他人に楽しませる武器になることを、気づいたことで、
自分の過去の失敗や黒歴史を積極的に話すようになりました。
踏み外したこと、パチンコのこと、帽子を取れなくなったことなど、
これらの黒歴史を語ることで、
心の重荷から解放されるような軽さを感じることができました。
まるで孫悟空が重い道着を脱いだかのような感覚です。
黒歴史を語ることが、
自分のキャラクターやスタイルにも繋がってきました。
「ネガティブは高級食材。他人の不幸は蜜の味。」
という言葉を胸に、黒歴史をレアメタルに変え、
ネガティブなことも武器にしてスタイルを確立しました。
相手に興味を持ってもらうためには、
どれだけ自分にオープンになれるか、
覚悟をもつことだと、今では感じています。
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100人組手報告会と打ち上げのご案内
たくさんのお申し込みありがとうございます。
素晴らしい方々が参加してくださることに感謝し、
ますます意気込みが高まります。
こちらで、ご案内をご確認いただけます。
https://forms.gle/eLgCKMmy4nUtRZBX8
リラックスして、ビールを片手にお楽しみください。
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今日も素晴らしい一日にしましょう!
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