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本場の「蘭州ラーメン」がとにかく美味しかった!という話。

先月、「中国・蘭州市」で本場の「蘭州ラーメン」を食べて、とにかく美味しかったので、今日はその話を。

中国語では「蘭州ラーメン」は「兰州拉面」と表記します。

寧波にも「蘭州ラーメン」のお店はありますし、上海や広州にも「蘭州ラーメン」のお店はあります。
けど、本場で食べる「蘭州ラーメン」は本当に美味しいです!

「本場で食べている!」ってバイアスがかかってるから美味しく感じるというのはあるだろうなと思いつつも、中国人同僚たちも蘭州で食べる「蘭州ラーメン」は格別に美味い!と言うので、これは事実だと思います。
なぜ本場は美味いのか、その詳しい理由はわかってないです。笑

ということで、今日は備忘録的な内容になりますが、本場「蘭州ラーメン」を食べたメモを。

●蘭州ラーメン(兰州拉面)

皆さん、一度は耳にしたことがあると思います。
中国の西北部にある「甘粛省蘭州市」の名物料理です。

Wikipediaによると以下のように記載がありました。

麺は蓬灰(ポンフゥイ)から作った天然鹹水又はかん水を使用したコシのある麺を使用し、コシのない柔らかい麺を使用することが多い中国の他の麺とは一線を画している、麺の太さは素麺ほどの細いものから幅5センチメートル以上の平打ち太麺までさまざまである。
スープの薬味にはコリアンダー(香菜)などが使用される。蘭州など甘粛省の本場で提供されるものは、スープの上に香辛料を加えた辛い油を加えるため、スープの表面が真っ赤になっていることが多い。それに対して本場以外で提供されるものは香辛油を掛けないことも多く、スープそのものの色が見えていることが多い。
清真料理のひとつであり、一般に中華料理で多く使用される豚は一切利用しない。
蘭州市内には 3,000 軒以上の蘭州牛肉麺を出す店が存在しており、通りによっては飲食店の半分以上が蘭州牛肉麺を出す店であることもある。現在では中国全土で蘭州拉麵を出す店を見ることができる。蘭州では牛肉麺と呼ぶ。牛肉拉麺と呼ぶことも多い。店頭の目立つ場所で麺を手で伸ばすところを見せる店舗も多い。
中国政府の一帯一路構想の後押しで積極的に海外にも輸出されている

蘭州市には3,000店舗以上のお店があるとはビックリですね!

ちなみに、蘭州の地元の方は「蘭州ラーメン」とは呼ばずに「牛肉面」と呼びます。

●いざ、実食!

今回は当社アウトレット「蘭州店」から車で10分ほどのところにある、「蘭州店」スタッフのおすすめ店「陳記牛肉面」に行きました。

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外観はお世辞にも綺麗と言える感じではありません。(内観もですが笑)
店の外で気軽に食べれるのがいいですね。

店内に入るとレジがあるので、まずここで注文します。
「麺の太さ」、「トッピング」、「辛さ」の3つをまず決めます。

◯麺の太さ
細麺から太麺まで、このお店では5種類の太さが選べます。
一緒に行ったスタッフのおすすめでぼくは「一番細い麺」を選択。
今回6人で行きましたが、他5人も全員「一番細い麺」を選択していたので、これが一番オーソドックスなのだろうと勝手に判断。

◯トッピング
で、次に「トッピング」を選択。
「牛肉」はマストで注文!他に「ゆで卵」をチョイス。
ゆで卵は殻を剥いて、麺の中に投入!

↓↓6人分のトッピング

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◯辛さ
「辛さ」は「香辛料」を入れる量で調整します。(日本でいうところのラー油みたいな感じです。)
この店では「香辛料」を入れるスプーンの杯数を指示します。
ぼくははじめて来たこともあり、辛さ加減がわからないので、「一杯」で挑戦。

↓↓これが「一杯」の写真

いちから

↓↓同僚が注文した「三杯」はこんな感じ

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↓↓六杯入れるとこんな感じに

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個人的には「一杯」か「二杯」が美味しくいただける辛さだと感じました。

●料金

「牛肉」、「ゆで卵」をトッピングし、「19元」。(約330円)
安いですよね!

●味について

スープはしっかり味がついていて、コクもあるんですけど、全体としては、あっさりしていて、なんとも絶妙です!
(この店は、牛肉と鶏肉がベースらしいです。)

地元の人は、毎朝食べる人もいるので、こういう絶妙な、コクあるけどあっさりした味付けになるんでしょうね。

確かに、毎朝イケる味です。

日本の一般的なラーメンと比較すると、麺は柔らかめです。
きっと麺の作り方が日本とは違うんだろうなと思ってますが、ただの個人的想像です、詳細はわかりません!

●まとめ

中国は国土が広いので、地域によって料理の味付けも変わりますし、「名物」も大きく変わってきます。
各地の名物を楽しめることは旅行や出張の楽しみの一つだな、とあらためて思うとともに、中国の料理は日本人の好みに合うものが多いので、今後、今以上に中国の料理が日本で流行るだろうなと思いました。

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