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日本人としての働き方

日本人として


自分は海外で仕事をしている。
IT系の会社で働いているが、周りにいる日本人は自分だけだ。
"日本人は本当に真面目でしっかりしていて,
"responsibility"(責任感)がある、侍だ"
とこっちで良く言われる。
"何が侍だよ、馬鹿の一つ覚えみたいに"
と言うのだが、
ただ、自分は日本でやってきたことを普通にしているだけだ。
"お前、俺が真面目って言うなら,
他の日本人は尋常じゃないぐらい真面目でしっかりしてるぞ、
自分の父のように"
と良く返答をする。笑

母親もそうだが、父達がやってきたことに比べたら、
俺なんて真面目もくそもない。笑
其れこそ日本の鏡だ。
だから、頭が上がらない。

日本人という "価値" はここでも良く話しに出すけども、
日本で普通にしていたことがこっちでは特別なものとなる。
学んできたことが宝物になる。
仕事場でも同じだ。
時間を守るのもそうだし、仕事を完璧に終わらせるのもそう。
仕事中に無言で仕事をしているだけで、勤勉で真面目だとよく言われる。
生活や仕事をしながら、日本でやってきたこと(良い悪いは置いといて) は間違ってなかった、日本人で良かったと思う事が多々あるのだ。

文句は日常

しかし、日本人の自分が楽だと思っていても、
他の奴らにとってはストレスになる。
働いている奴らには様々な奴らがいるが、やはり上司に対しての文句も多い。会社の上の人に対しては良い思いを抱いてはいない。
確かに自分もそう思うがそんなの微々たるもので、日本のように服装は特に規制は無いしタトゥーが禁止されているわけでもない。仕事中にスナックを食べていたり、ガムを噛んでいても文句を言われることもない。
喋っていたって、注意などされることもないのだ。
"文句ばっかり言ってんじゃねーよ、
こんなもんで文句言ってたら日本なんか住めないぞ"
と良く言い聞かせる。
まあ、住む気なんて無いだろうけど。笑

アメリカでの大学生活の時もでもそうであったが
"日本に比べたらこんなもん。。。"
と、常に日本と比べてしまう自分がいる。

特にこっちではミステイクをしても、
セカンドチャンス、サードチャンスが得られるので楽なもんだ。
"日本に来たら、お前らぐうの音も出ねーぞ"
とたまにいうことがある。

なんか逆に日本のやり方が窮屈すぎるような感じに映ってしまっているが、ここではそれを言っていないし話すつもりもない。

ただ、これだけは日本陣 (造語)に言いたい、
"海外に出たいと思う人がいるなら、年齢関係なくどんどん行った方がいい"
"そして、日本人はもっと胸張って生きるべき"
だと。
なぜなら、日本人の真面目さや規律正しさそして勤勉さは世界一だから。
とこっちで仕事をしながらこれを書いている、今日この頃である。

真面目じゃねーな。笑

仕事が無いときはとにかくリラックスして、肉と酒。


あとがき

この素晴らしく真面目な日本人の働き方、
生き方に何かプラスアルファしたら、
物凄いことになると思うんだよねえ。
まあそれが大谷翔平(野球) であり、井上尚弥(ボクシング) なんだろうけど。



*カバーの写真は、10年以上前にハンティングトンビーチで撮ったもの。
"昔は良かったと…"と言わざるを得ない写真。

*2枚目の写真は、ラグナビーチで撮ったもの。




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