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母なるもの、を何で語るか問題

ムハマド・ガンジーは、南アフリカで弁護士として働いていたことをコテンラジオから知った。当時の南アフリカの弁護士界隈は、対立をつくること、煽ることで仕事をもらっていたという。


そんな中、ガンジーは気づいた。ピン。
本質的には、対立をつくらない、という軸で活動したら、もっとうまくいくのではないかと。実際、ガンジーはこの方向性で成功する。おそらくこのときの経験がサティヤグラハや、のちのインドでの活動にも繋がっていく。



以前、母なるものから世界をみなおす、という記事をだしたじゃないですか。母なるもの、という言葉を全面にだしすぎたり、前提共有をしっかりしなかったりすると対立を生みやすいんじゃないかなと、ガンジーが教えてくれたような気がして。 


インターネットという文脈の掴みづらさという特性が誤解を生むかもしれないからこそ、言葉がひとりあるきしないようにすることは大事だなと思っています。なので、母なるものを語るために見えてる文脈をあらためて、2つ掲示します。



1つ目は前回もメンションしたケア理論。2つ目は、ポスト資本主義。ここらへんから深めていけたらいいなと思っています。


ケア理論


京大の安井絢子さんの論文がいまのところ一番文脈をおえます。

そのほか、自分が最初に書いた記事や臼井さんの記事。下記エントリーで紹介したケアに関する書籍、関連の本を読んでいます。

※次回の記事でこれまでの成果をシェアします。


ポスト資本主義


ポスト資本主義をにわかにキーワードできくようになりました。僕のはじまりは、コテンラジオでした。(よく聞いてます。)ポスト資本主義の考え方は、サステナビリティなんかの概念と向かう方向がやっぱり近いなと感じました。プラス、資本主義は、みなさん馴染みの存在なので、SDGsやサステナビリティの横文字よりか、引っかかりやすい入口のような印象も受けます。


一番嬉しいのは、コテンラジオが資本主義の性質をまとめてくれました。こういった要素が抽出されていると、どこを改良するか、どうしたらいいか哲学するのか、様々な議論がしやすくなると思うんですよ。(そういう意味では、ケア理論は文脈も追ったり、言葉の定義を見つめたりしなきゃいけないので、一見とっつきにくさもあります。)




資本主義の6つの指標。フクリパさんのサイトで詳しく載ってます。ありがたい。


みんな、今のシステムで幸せにならないってなんとなくわかってるんだと思う。けど、次ってどういうものなんだろうっていうことが見えないから、不安なんじゃないかな。


個人的には、おそらく次にくるシステムってよくわからないものだと思う笑 だからこそ、今まで忘れていたことに目を向けたり(ケア理論)だったり、ポスト資本主義を考えたりすることに意味があるんだと思う。


今までのシステムがイヤだけど、今までのシステム通りに動いていても何も変わらないものね。

北極星がわからないなら、コンパスをもつのだ。


さて、次のnoteからこれまでの知見をシェアします〜!






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