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誰かが風の中で(木枯し紋次郎)~敬語にしてみた#8

不定期にお届けしている「敬語にしてみたシリーズ」ですが、以前「おおきなくまになったら」のリクエストを頂戴したNN様より、次のリクエストを頂戴しました。
それが、今回のテーマ「誰かが風の中で」です。

この曲は、中村敦夫主演の時代劇『木枯し紋次郎』のテーマ曲です。1972年から放映されたテレビドラマなので、見たことがないという方も多いと思いますが、それでも『木枯し紋次郎』という名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。

暗く、打ちのめされるようなつらい状況の中の希望を、上條恒彦が力強く歌い上げています。

なお、1番は敬語と言えるかどうか微妙ですが、くるわ言葉にしてみました。廓言葉は専門ではありませんので、大きな目でご覧ください。

1番 歌える「誰かが風の中で」

どこかでどなたか きっと待ってくださんしょう
くもは焼け 道は乾き 陽はいつまでも沈みんせん
こころはむかし死んでありんすぇ
ほほえみには会ったこともありんせん
きのうなんか知りんせん
きょうは旅をひとり
けれどもどこかで 主さんは待っていてくりゃる
きっと主さんは 風の中で待ってありんす


2番 社内の訓示だったら

どこかでだれかが 、きっとわが社の商品を待っていてくれます!

皆さん、血が流れ皮が裂けるような痛みを味わってきたことでしょう。
しかしそれは生きているしるしです。皆さんが いくつも峠をこえたきた、その証です。

どこにも帰るところはありません。ひたすら前に進むのみです!
泣いている人は誰ですか!皆さんが望むものは何ですか!!
苦しいけれども、どこかでわが社を待っていてくれる人がいます。
きっとお客さまは風の中で待っていらっしゃいますよ!

いかがでしょうか。
それでは、また。


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世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。