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私がサハラ砂漠マラソンを走るキッカケの話〜あと268日〜

けーふです。

私の砂漠マラソンチャレンジ(直近は270日後)を知って知ってもらいたい、私とは全く違う形でもいいので、挑戦する大人が増えるキッカケを作りたい。

そんな気持ちで毎日投稿をしてるnote。

今日は10年も前。2014年に初参加した『サハラ砂漠マラソン』になぜ出ようと思ったか?というキッカケの話を書いてみようかと。

おそらくですが、あなたの身近にはなかなか「砂漠マラソンを走ってやるぜ!」って人は少ないと思うので

「こんな理由で砂漠を走ろうなんて考えるんだ〜」

という一つのサンプルにしていただければと。

では、本題。そもそもとして、サハラ砂漠マラソンをそれ以前から詳しく知ってたか?というとそんなことありません。

多くの人と同じく「砂漠を走るマラソンがある」なんて想像すらしたこともなかったクチ。そんな私が初めて『サハラ砂漠マラソン』の存在を知ったのがある時ネットをキッカケに知り合った方。

いろいろと話しをしてる中で「過去の面白い経験の話」を聞いてた時に

「実は僕サハラマラソンに出たことあるんですよ〜」

という衝撃の一言。その時は「サハラマラソン?日本のどこかでやってる変わったマラソンのことかな?」くらいに思ってたのですが、詳しく聞くと

・モロッコにあるサハラ砂漠を走る

という謎なマラソンを走ったことがあるとのこと。

「いやいや・・・ないわ〜〜〜」

と、その方の話にドン引きしつつも、興味の部分も抑えられずあれこれ聞いてると、この人は案外マラソンの猛者というわけでもない。めっちゃアスリートという印象も受けない。

「今からでもトレーニングすれば出られますよ」

みたいなことを言われて「またまた〜〜」と言いつつも「面白そうかも…」とちょっとだけ思う自分もいて。ただ、この時は「出てみたい!」までには行かなかったのが正直なところ。

その話を聞いてから半年ぐらい経ったころかな。カラーバス効果じゃないけど、その時聞いたサハラマラソンの話が私にはよほど衝撃だったんだと思います。

なんとなく、サハラ砂漠という存在に興味を持つようになってて。
で、そんな時に本当に偶然TVで

・サマラ砂漠マラソンを走る芸人さんの特番
 ※ペナルティーのワッキーさんでした

を見まして。この特番を食い入るように見て、思っちゃったんですよ。

「いつか、このサハラ砂漠の景色をバックに走ってみたい」

って。ぶっちゃけ、その段階でマラソン経験どころか、ジョギングすらほんとんどやったことがない人間がですよ。だけど、気持ちが昂ったから仕方がない。

で、こうなった時の私って人にしゃべりまくるクセがありまして。飲み会の席とかで「やってみたいこと」みたいな話題になった時には必ずと言っていいほど

「いつかサハラ砂漠マラソンに出て完走したい!」

って言いまくるようになったんですね。そうやって何ヶ月かしたあとの大阪でのとある飲み会の時。いつものように「やってみたいことは?」と聞かれて

「サハラ砂漠マラソンに出たい!」

ということをしゃべってたら、まさかの「僕もいつかサハラマラソンを走りたいと思ってたんです!!」という反応が。まあ、ノリのいい社交辞令かなーと思って聞いてたらまあまあ本気な感じ。

しかも、グイグイくる。さらにそこから

「せっかくだから来年一緒にサハラマラソン出ましょうよ!」

というもうアプローチまで。最初はトレーニングすら全然だったので、「流石にタイミング早いでしょ」と断ってたんだけど、しつこいくらいにグイグイと誘ってくるうちに私も

「・・・こんなに誘ってもらえる。しかも、1人じゃなく誰かと一緒に行けるなら心強いな」

と考え直すようになって、「ダメで元々!」とエントリーを決意。決心が鈍らないうちにと、その日のうちにエントリーを終えて、入金も済ませ。

一緒に出ようと誘ってくれた人に

「エントリーも入金も完了したよ〜」

と伝えたところ、まさかの

「ごめん!やっぱり出るのやめる!!」

という返事が。「あんなに誘ってきたのお前やんけ」とマジでムカついたけど、そこからそいつは逃げの一手だったので、追求しても仕方がない。

エントリーも入金も済ませたから腹を括って出るしかない…。

とまあ、これが最初の砂漠マラソンである、サハラ砂漠マラソンに出るキッカケとなった話。この誘ってきた人とはこれきりで縁を切ったけど、

「この人が強引に誘ってくれたことで、砂漠マラソンの一歩を踏み出せた」

という一点においてのみは今でも感謝しています。ここから始まって、10年後の今もまた「残りの3つの砂漠マラソンを完走して40代のうちに4大砂漠マラソンの制覇じゃ〜〜!」と意気込めてるのですから人生は本当に不思議ですね。

次のアタカマ砂漠マラソンは来年3月末(270日後)。こんなコースを走る予定みたいなので、よかったら応援してくれると嬉しいです!





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