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読んだ本、読んでる本、読んでない本、積読、読書日記と言っていいものかわからない文章をここにまとめます。ここにたどり着いた奇特な運命というか余程暇スマホかパソコンでつらつら記事を読…
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2022年1月の記事一覧
読書日記vol.7(噛み合わない会話と、ある過去について)
過去の記憶について、自分と相手との間でズレが生じることってあると思う。一方は忘れてしまうようなこと、でもう一方は記憶に刻まれている。罪の意識を相手が持ってなかったり、罪自体忘れてしまっていたら、許せないだろう。自分もそんなことをしてしまっているのではないかと不安にもなってくる。ぞわぞわする作品、現代の薄暗いところを短い話の中で物語ってくる。
私は学生時代、すごく"先生"というものが嫌いだった。
読書日記vol.6(蛍・納屋を焼く・その他の短編)
最近、本を読まない友人にこの短編の布教に成功した。これは村上春樹さんの短編集で、私は「納屋を焼く」という話がお気に入りだ。短い話でどう話てもネタバレしてしまいそうなので、まぁ読んでくださいとしか言いようがない。友人にはネタバレしながら布教した。一つ言えるのが、納屋を焼くことが趣味だと言う男が出てくる。
この本の話はさておき、私が話したいのは本を薦める時の難しさだ。毎回私は『とにかくいいんだよ!
読書日記vol.4(これから泳ぎにいきませんか)
桜庭一樹さんの『小説という毒を浴びる』という本を買った。初っ端からタイトルとは違う本を出して申し訳ないのだが、話はここから。作家さんの書かられる書評が好きで度々買う、しかしこの本はすぐには読めない。というのも当たり前のことかもしれないが書評を読むとその本が読みたくなる。そうすると今手元にある途中読みの本はどうなる、当然後回しにされる。家に未読の本が山積みになっているこの状況で書評集を読むのは危険
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