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すべての学習者が抱える最重要課題「継続」を支援する。【前編】

経営者JPが運営する志高き経営者・経営幹部・次世代リーダーが集う会員制プラットフォームKEIEISHA TERRACE。「イマ、ココ、注目社長!」では、各業界でご活躍中!いま注目の社長に、事業、経営、経営者とは、理想の幹部像などについてズバリお聞きしています。


大学3年生のときに起業し、EdTech(教育×IT)という新しいジャンルを切り拓いて注目を集めたスタディプラス株式会社の廣瀬高志氏。創業時から一貫してフォーカスしているのは「学習の継続を支援する」という独自のサービスです。現在は個人向け「Studyplus」と教育機関向け「Studyplus for School」の2本立て。

コロナ禍による学習環境の変化も手伝って、ユーザー数は大きく伸びています。しかし、実はサービス開始時から長くマネタイズに苦しんだそう。創業の経緯からサービスが軌道に乗るまでの紆余曲折を、率直に語ってくださいました。

(聞き手/井上和幸)

廣瀬 高志氏 スタディプラス株式会社 代表取締役

在学中にビジネスコンテストで優勝、そのまま起業へ

――物心ついたときから経営者を目指していたそうですね。

廣瀬 小学1年生のときには七夕の短冊に「将来は社長になりたい」と書いていました。僕の両親は2人ともリクルートに勤めていて、社宅に住んでいたから周りの大人もリクルートの人ばかり。起業マインドはそこで培われたと思います。リクルートの社訓「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」が廣瀬家の家訓でもありました。

――目標とする経営者、憧れの経営者はいましたか?

廣瀬 高校時代がちょうど第二次ネットバブルで、堀江貴文さんや三木谷浩史さん、藤田晋さんが輝いて見えました。ITベンチャーが急成長を遂げて時代を変えていくさまに、おおいに刺激されましたね。

――それで、大学に入ってすぐベンチャー企業でインターンを始めたそうですね。どんな仕事をされていたんですか?

廣瀬 大学1年の春から、ベンチャー企業で営業のインターンをしていました。ほとんど大学の授業には出ず、ひたすら営業の仕事ばかりやっていました。

――そして、在学中に起業を果たしています。

廣瀬 必ずしも在学中に起業しようと考えていたわけではなかったんですが。大学3年生のときは就職活動もしました。その中で偶然、学生向けビジネスコンテストの案内をもらって、試しに応募してみたんです。そこで優勝できたことが、大きな自信になりました。しかも、副賞でオフィスを1年間無償提供してくださるというので、このチャンスを逃す手はないと思ったんです。

――そのコンテストに出したビジネスモデルが、いま のスタディプラス社の事業につながっているんですか?

廣瀬 そのときのアイデアが、起業の方向性を決めたと言えます。原点となったのは...

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