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経営者からの矢継ぎ早のオーダーに、経営広報はどう応えるのか

経営者のそばにいると、けっこうな無理難題が、しかも矢継ぎ早に繰り出されることがよくありませんか?私はしょっちゅうです。昔も今も。きっとそんな境遇なのでしょう。

ということで、【経営広報の秘訣】ベスト・プラクティス③は、そんなときの対処法、「『自分にできるかどうか』は横に置く」です。

と、その前に…。

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さて、私も若いころは、正直この矢継ぎ早のオーダーに怯んでいました。「これは自分にできるのか」という不安が頭をよぎるわけです。ひとつの案件の難度もそうだし、繰り出されるその数もそうです。経営者はこちらの業務がどんな状態にあるのかなど、関係ありませんから。

正直、「どうやって逃げようか」と画策したこともありますし、実際に逃げたこともあります。

決してに怯んではいけない

しかしここで怯むと本質を見逃します。「できない」と思ってしまうと、人間は本能的に「どうすればそれを回避できるか」の方向でものを考えてしまうものです。

だから「自分にできるかできないか」はいったん横に置き、「経営者はなぜそれを求めるのか」に集中すると、意外に見えてくるものです。自分自身のメンタリティを第三者のように放り出すイメージですかね。

ベスト・プラクティス③
「『自分にできるかどうか』は横に置く」

当たり前ですが、経営者は結果を求めています。だから求める狙いが分かれば、それを誰がやるか、どういう座組でやるか、いつやるか、どういう方法でやるかなどは、オーダーされた自分が決めれば良いわけであり、すべて自分だけでやれるのかどうかは、極論すれば関係ないのです。

「全て自分だけでやる必要はない」からスタートする

私はある時から、「経営者からのオーダーにはすべて応える」と決めています。言われたとおりにやるという意味ではありません。そのオーダーを真正面から「受け止める」ということです。結果的に「やらない」と決めるのも自分です。

経営者からの無理難題が矢継ぎ早に…

そして、いちばん言いたいのはこれ。

「経営者からのオーダーを真正面から受け止めることによって、また一歩、経営者に肉薄することができる」

「経営者に寄り添う」と言いましたが、言葉で言うほど生易しいものではありません。

経営者は、とてつもない磁力と強烈な遠心力をあわせ持っているので、中途半端な距離感は跳ね飛ばされるだけ、思い切って懐に飛び込まないと何も得るものはありません。

そのための手段として、このベスト・プラクティス③は極めて有効です。

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