![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96680878/rectangle_large_type_2_0f5dd6e5af4ee6072796d812a0a1c855.png?width=1200)
経営者からの矢継ぎ早のオーダーに、経営広報はどう応えるのか
経営者のそばにいると、けっこうな無理難題が、しかも矢継ぎ早に繰り出されることがよくありませんか?私はしょっちゅうです。昔も今も。きっとそんな境遇なのでしょう。
ということで、【経営広報の秘訣】ベスト・プラクティス③は、そんなときの対処法、「『自分にできるかどうか』は横に置く」です。
と、その前に…。
【経営広報の秘訣】の全体像はコチラ☟
【経営広報の秘訣】ベスト・プラクティス②はコチラ☟
さて、私も若いころは、正直この矢継ぎ早のオーダーに怯んでいました。「これは自分にできるのか」という不安が頭をよぎるわけです。ひとつの案件の難度もそうだし、繰り出されるその数もそうです。経営者はこちらの業務がどんな状態にあるのかなど、関係ありませんから。
正直、「どうやって逃げようか」と画策したこともありますし、実際に逃げたこともあります。
決してに怯んではいけない
しかしここで怯むと本質を見逃します。「できない」と思ってしまうと、人間は本能的に「どうすればそれを回避できるか」の方向でものを考えてしまうものです。
だから「自分にできるかできないか」はいったん横に置き、「経営者はなぜそれを求めるのか」に集中すると、意外に見えてくるものです。自分自身のメンタリティを第三者のように放り出すイメージですかね。
![](https://assets.st-note.com/img/1675415559149-lftNdPlR1B.png?width=1200)
「『自分にできるかどうか』は横に置く」
当たり前ですが、経営者は結果を求めています。だから求める狙いが分かれば、それを誰がやるか、どういう座組でやるか、いつやるか、どういう方法でやるかなどは、オーダーされた自分が決めれば良いわけであり、すべて自分だけでやれるのかどうかは、極論すれば関係ないのです。
「全て自分だけでやる必要はない」からスタートする
私はある時から、「経営者からのオーダーにはすべて応える」と決めています。言われたとおりにやるという意味ではありません。そのオーダーを真正面から「受け止める」ということです。結果的に「やらない」と決めるのも自分です。
![](https://assets.st-note.com/img/1674903020955-5zk8BHLXSh.png?width=1200)
そして、いちばん言いたいのはこれ。
「経営者からのオーダーを真正面から受け止めることによって、また一歩、経営者に肉薄することができる」
「経営者に寄り添う」と言いましたが、言葉で言うほど生易しいものではありません。
経営者は、とてつもない磁力と強烈な遠心力をあわせ持っているので、中途半端な距離感は跳ね飛ばされるだけ、思い切って懐に飛び込まないと何も得るものはありません。
そのための手段として、このベスト・プラクティス③は極めて有効です。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?