2種類のジャンプ能力と加速能力の関係性 【CMJタイプとRJタイプ】
今回の記事ではジャンプ能力の特性から、ジャンプ能力と加速能力との関係性に関して書いていきます。
トレーニング選択の基準の一つの考え方として活用してみてください。
■ジャンプ能力と下肢パワー
スプリント能力に関わる身体能力の一つとして下肢パワーがあります。
下肢で大きなパワーを発揮することがスプリントやアジリティといった走パフォーマンスへ大きな影響を与えますが、この下肢パワーの評価として多くの現場でジャンプ能力の評価を利用しています。
その際利用されることが多いのが以下のジャンプです。
・CMJ: カウンタームーブメントジャンプ(垂直跳び)
・RJ: リバウンドジャンプ
・DJ: ドロップジャンプ
・AJ: アンクルジャンプ etc...
これらのジャンプパフォーマンスはスプリント能力と関係性が認められており、下肢パワーの評価とともにトレーニングの1つとしても利用されます。
関連過去記事
DJ indexとRJ index 「バネ」のパフォーマンスを数値化する
SJ: スクワットジャンプ(5秒~11秒) と
CMJ: カウンタームーブメントジャンプ(17~20秒)
RJ: リバウンドジャンプ(Hop)
DJ: ドロップジャンプ
AJ: アンクルジャンプ
リバウンドジャンプよりも膝や股関節を伸ばして(固めて)行う
いずれのジャンプも下肢パワーを評価することができますが、どのジャンプも同じ下肢パワーを評価しているわけではありません。
ジャンプの特性の違いから、ジャンプの種類によって異なる能力を評価することができます。
■CMJタイプとRJタイプのジャンプ
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