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『しましま』第三号が完成いたしました。

恵文社一乗寺店が発行している、山あり谷あり蛇腹折りのフリーペーパー『しましま』第三号が完成いたしました。
今号は「スパイスとハーブ」をテーマに、スタッフとゲスト合わせて8名の執筆陣による、食欲を刺激するような1枚。
表紙は左京区在住のイラストレーター・いちろうさんにお願いしました。

店内で原画を展示しています。どこにあるかな?是非見つけてください。

さて、内容はといいますと。

ゲストその①
東京 高円寺にお店を構える古本酒場コクテイル書房・狩野さん
店舗営業の他に、文学カレーなる文豪にちなんだレトルトカレーの制作に力を入れるコクテイル書房。カレーを担当していた斎藤さんが長野へお引っ越しに、さぁどうする。出汁の香るいぶし銀な狩野さんのスパイスとの奮闘やいかに。
◆胃腸が弱かった漱石に寄り添い作られたクラフトカレー『漱石
◆酒好きの朔太郎も喜ぶ二日酔いに効くスパイスを配合し、北沢の書店Bookshop Travellerと共同開発した下北沢ご当地カレー『萩原朔太郎

ゲストその②
現在京都の大学に通う、若き文筆家 大阿久佳乃さん
学校生活に馴染めず、次第に学校へ通わなくなった高校生が制作した「詩ぃちゃん」というフリーペーパーがありました。テーマは、詩を読むこと。
吉野弘、茨木のり子、粕谷栄一らの詩人に、たとえばその作家がどういう評価を受けているかなんてことは彼女には関係なく、素直な心で向き合う文章は夏葉社のもうひとつの顔、「岬書店」から本になりました。
◆『のどがかわいた』※版元品切れ

ゲストその③
毎週火曜と金曜に当店の「コテージ」にて喫茶店をされているボンジュール喫茶さん
美味しい紅茶の研究に日々奮闘するボンジュール紅茶さん。
器と紅茶で誰かを幸せな気持ちにするのが好きだという彼女の淹れる紅茶は、味も色もとても素敵。おやつのメニューも必見で、個人的なおすすめは「餡バタースコーン」出会えたらさらに嬉しい。

以上の3名をゲストに迎え、スタッフからは、朝ご飯の話をさん、思い出のアラブ料理の夜をおかもとさん、珍妙で愉快なカレーレシピを上田さん、スパイス・ハーブのもつ、おマジカル要素についてわか。と、愉快で楽しい総勢7名の記事が集まっています。

いつもの料理にひとくふう。

さて、今号もそれぞれの、あれこれな記事はいかがでしょう。
移動のお供に、カフェやおやすみの前に、どうぞ温かいお飲みものなどとお楽しみいただけたら幸いです。

配布は主に恵文社一乗寺店の各フロアレジ付近にて配布しております。
ご来店の際はぜひお手に取ってごらんくださいませ。

次回もお楽しみに!

(原口)

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