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これからの時代に合わせた美容室の集客方法が確実にマッチング形式になっていく。その根拠とサロンマーケティングの重要性

こんにちは小林です。

突然ですがあなたはマッチングアプリを使用したことはありますか?

マッチングアプリというと恋人を探すためのマッチングアプリを想像されると思うので、ご結婚されている方や美容室の経営者さん世代の方々は使用した事がない方がほとんどではないでしょうか?

消費者庁のマッチングアプリの動向整理から考える今の日本人

馴染みのない方が多いと思うので、消費者庁が実際に発表している、使用率などを調査した動向整理というものがあるのでそこから数字を引用させていただくと、


∎ 2020年以降にマッチングアプリの利用を開始した者は、
20代が42.7%、30代が35.0%、40代が32.7%。
∎ マッチングアプリの利用期間が3か月未満の者は、20代が35.4%、30代が31.1%、40代が26.9%。
 1年以上利用している者は、20代が26.7%、30代が32.5%、40代が41.3%。

消費者庁

という結果が出ています。ネットで恋人を探すなんて私たちの年代ではあまり考えられないですよね笑笑

でもよく考えたら画期的だと個人的には思います。なぜなら現実世界で自分と似た価値観を持つ異性と出会えるのはかなり低確率。
それは異性だけではなく、園児の頃からたくさんの人たちと出会ってきた私も
大人になってからも友達付き合いを続けている人は少数であり、
私たちの出会いは運に頼っている感は否めませんでした。

しかし、このご時世。SNSやマッチングアプリの普及により、
・同じゲームをやっている者同士
・同じ趣味を持つ仲間同士
・同じ悩みを持つ者同士
などなど自分と価値観が合う人を簡単に探せる時代になっています。

これを踏まえて私は良い意味で、
どんどん日本人がワガママになっていってると考えています。

日本人の変化

昔から日本人は他国の人種に比べ大人しく恥ずかしがり屋で謙虚。協調性を重んじ、出る杭は打たれる。とされてきました。小さな集落で隣近所さんの顔色を伺い、豪に入れば郷に従えと言われ、自分の価値観を押し殺してでも周りと合わせる。それが美徳とされてきたのです。

それが昨今変わりつつあります。いや、もう変わったと言ってもいいかもしれません。

より個性を主張しやすくなった今の時代の日本人は、自分と価値観の合わない人と上手くやって行くことよりも、自分と価値観の合う人を探す傾向にあるように思います。そしてこの傾向は今後どんどん強くなっていくようにしか思えないのです。

美容室の集客

国民性という大きな話になってしまいましたが、ここからが本題です。では美容室の経営者としてこの時代の流れにどう対応していくべきなのか。

まず現状の問題点として美容室が美容室として宣伝し、集客している点が挙げられます。ホットペッパービューティを見渡しても、「うちは髪質改善が得意ですよ〜」「うちは透明感のあるカラーができますよ〜」という集客をしているサロンさんがほとんどです。

ここで考えてみていただきたいのです。上記のような宣伝で今後のマッチング時代における集客が可能だと思いますか?

私はこの集客方法では無理だと思いました。


美容室にとってマーケティングが必要な理由

ここで一つあなたに問います。

流行っているお店と流行ってないお店の違いは何だと思いますか?


技術力ですか?
接客力ですか?
扱っている商材力ですか?


私はどれも違うと思います。


一番最初の記事にも書きました。

日本人、特に職人さん達は良いものが売れる思い込みすぎています。
では美容業界におけるその〝良いもの〟とは何でしょうか?
良い技術?良い接客?良い薬剤?

この〝良いものが売れる〟という考え方を脱却しなければこれからの時代の美容業界で生き残り、戦い続けることは出来ません。

経営者になった以上いつまでも【美容師経営者】であってはいけないのです。

じゃあどうすれば良いのか・・・


マーケティングを勉強しましょう。売り方を勉強しましょう。

今の時代背景と自分が生きてきた美容業界をマーケティング的に捉えた結果、


私が提唱している【パーソナルサロン】という考え方が生まれました。

さらに詳しいことはメンバーシップで公開予定です😃


ではまた。

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