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ホームページ制作に価値はない!効果的なHPとは?現役WEBマーケターが徹底解説!!

この記事を読むことで以下のことが得られます。

・ホームページのもたらす効果
・SEOの根本的な考え方
・効果的なWEBサイトの作り方

これらを徹底理解することができます。


ホームページのもたらす効果

これまでホームページは企業の名刺のようなもので、ホームページがないときちんとした誠実な会社だと認めてもらえない、といったことが言われてきておりました。

現在、ホームページはコストをかけず誰でもノーコードで作ることができるようになり、どこの企業でも個人事業主であっても当たり前に保有するものとなってきました。

また、インターネットの普及、コロナウイルスの影響によるオンライン需要の増加によりインターネット検索やEC販売などが大幅に増加しております。

このような現状の中で、ホームページは一つの営業ツールとなり、集客や販売に直結するツールとなっていきます。

ホームページ1つで、このような効果をもたらすことを理解した上で、より売上に直結するホームページを作成していく必要があるのです。

その方法をこれから1つずつお伝えしていきます。



1.制作前の前提が重要

ホームページを制作する際に、1番に考えるべきことは、
『誰に、何を伝えて、どう動かしたいか』
これをまず決めた上で制作する必要があります。

『誰に』 ⇨ ターゲットを明確に決める
『何を伝えて』 ⇨ 結論の部分を決める(自社の伝えたいポイント)
『どう動かしたいか』 ⇨ コンバージョン設定(目的)

これを考えずにサイトを作成すると、サイトの意味は何もありません。
しかし、世の中にあるサイトはこう言ったことが考えられておらず、SEOなどの手法のことやテクニック的なとこから入って作成してあるサイトがほとんどになっています。

サイト制作会社やWEBマーケターと言われる人もほとんどがテクニック的なところばかり見ています。

本質的なことを考えずに制作したところで、成果は最大化できません。

極論、ターゲットが目的通り動くのであれば、サイトの文章はどんなに少なくても良いですし、どうだっていいのです。

まず、目的(コンバージョン)を果たす手段として、SEO対策があり、コンテンツや導線、デザインが重要であることを理解する必要があります。



2.検索TOPに掲載させる(SEO対策)

WEBサイトを効果的なものにする為には、検索順位で上位になる必要があります。

その理由としては、どんなサイトを作成したとしても、人に見られないと意味がないからです。
また、検索をして見られる範囲としては検索結果の1ページ目〜3ページ目ほどになります。
大半の人は1ページの検索結果で完結させようとします。

逆に、検索順位で上位になることで、多くの人に見られことができ、無料の宣伝広告になりアプローチ数が増えるといったメリットがあります。

では、どうすれば検索上位に掲載されるのか解説していきます。

まず、Googleの理解をすることが重要です。
Googleのビジネスモデル、何の為に検索順位を決めているのかが分かるとSEO対策としてやるべきことが見えてきます。

Googleの収益は大部分が広告によるものになっております。
広告を出す側から考えて見ると、人が多く集まる媒体に広告を打つことが最適です。
その為、GoogleからするとGoogleのブラウザを多くの人に使ってもらいたいといった考えがあります。

では、どういったブラウザに人は集まるか考えてみます。

例えば、
現在東京にいる太郎君が夜ご飯でラーメンが食べたくて、
Aのブラウザで「東京都ラーメン」と検索するとします。
検索した結果、大阪にあるラーメン屋さんや東京にあるうどん屋さんがばかりでたきたとします。

次に、同じく現在東京にいる太郎君が夜ご飯でラーメンが食べたくて、
Bのブラウザで「東京都ラーメン」と検索するとします。
検索した結果、太郎君がいる東京のラーメン屋さんの情報や近くにいる地区のラーメンランキング10選が出てきたとします。

では、太郎君は次からAのブラウザBのブラウザどちらを使うようになるでしょうか?

もちろん、自分の調べたかった情報が出てきたBのブラウザを使用するようになりますよね。

かなり極端な例にはなりましたが、何を言いたかったと言うと、
調べたかった情報がピンポイントで表示されるブラウザを多くの人が使うようになるのです。

考え方としては、
検索 = 質問
質問の答えとなる情報 = 検索上位

となります。

つまり、Googleはユーザーが調べたキーワード(質問)の適切な答えとなる情報、その中で一番詳しく権威のある情報を上位に表示させるといったことになります。

SEOのテクニック的なことはいくつかありますが、テクニックよりも
ユーザー視点で考え、ユーザーが欲しい情報を提示することが一番大事なのです。

またテクニック的なところは、ルール変更がされるたびに右往左往することになる為、まずは軸となることを踏まえた上でSEOの対策をしていく必要があります。

現在、スマホ対応でないとGoogleに評価してもらえなくもなっております。

※テクニック的ことを踏まえたSEO対策の記事は別途掲載していきます。



3. コンテンツ制作 / 導線

コンテンツについては、冒頭で説明した、
『誰に、何を伝えて、どう動かしたいか』を元に作成していきます。

多くのサイトが何を伝えたいか分からないコンテンツとなっています。
「弊社の強みは〇〇だ」「弊社のサービスで〇〇の課題を解決する」
と言った理念で活動していたとしても、それがサイトで表されていないことが多くあります。

よく見られるのが、商品を販売している企業なのにも関わらず、商品ページへのリンクが下の方に小さくしかないと言ったことや、見た目を凝って作成しているが、TOPページを見て何をしている企業なのか、何を伝えたいのかが分からないサイトが多く見られます。

サイトのコンテンツを作成する際に特に意識すべきことは、そのサイトをお客さんに見せて営業できるか、と言ったことです。

どう言ったことかというと、お客さんに営業をする際に資料を見せて営業をしますよね。
これと一緒で、サイトにおいてもお客様が見てコンバージョンしなければ意味がありません。
これからの時代は、サイトが営業ツールとなり得る時代になります。
サイトにより契約に繋がったり商談に繋がったりと、売上、利益をあげていく為に効果的なものとなっていきます。

また、そうすることができれば、時間をかけず多くの人に自動でアプローチがかけられ、今まで1年かかっていたことが3日で完結、100人で営業していたのが、1人で回せると言った状況になってきます。

このような根本的な考え方を元に、コンテンツを作成していく必要があります。

導線としては、商品やサービスを紹介しているLPなどを別で作り、そこからサイトへの流入をさせていくことも必要です。
その時に注意するべきポイントは、例えば、ユーザーはどう言った流れでLPからサイトまで到達し、どこのページを見てどこのページに移動し、コンバージョンまで行き着くかと言ったことを分析し、ユーザーの流れにあった導線でコンテンツを作っていくことが必要です。

多くの企業サイトは、この導線がうまくいっていないことが多く、コンバージョンに至らず、離脱していることがあります。

また、コンバージョンボタンにおいても、下の方にポツンとあるだけといったことが多いのですが、それではコンバージョン率は上がりません。

コンバージョンボタンについても、程よく間においていくことでコンバージョンに至る確率が上がります。
ただし、無作為にコンバージョンボタンをつけると、ユーザーが嫌がり離脱につながりこともあります。

コンテンツと導線においても、顧客視点で考えてコンテンツ制作を行ってくことが最も重要になります。

構想を考えるイメージとしては、『誰を、どう動かしたいか』を元に、ユーザーに対して『何を伝えるか』の部分を冒頭に持ってきて、それの根拠や権威となるものを付け加えていくと言ったイメージ。



4.データを元に定期的にサイトの改修を行う

効果的なホームページにしていく為には、定期的にデータを元に改修を行っていくことが必要です。

理由としては、作成者としてはこれで伝わるだろうと思っていることが、実際のユーザーには響いていないといったことが起こってしまうからです。

また、データをみることで現状のホームページの課題や修正点が見つかります。
分析を元に改善を繰り返し行うことで、より効果的なサイトになり、成果を高めることができます。

ツールとしてはまずは一般的な『Googleアナリティクス』を活用して分析していきましょう。

※データ分析に関しては別途記事にしていきたいと思います。



まとめ

・今後ホームページは有効な営業ツールとなり、成果に直結する
・テクニックではなく、根本的な考え方の元制作することが必要
『誰に、何を伝えて、どう動かしたいか』これが最も重要
・ユーザー視点で考えて制作する
・他サイトからの流入のルートを作る
・分析を行いPDCAを回す


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instagram : keisuke_0kazaki

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