テレビが苦手な理由
最近、若者の「テレビ離れ」が叫ばれている。
かくゆう私もテレビを持っていない。
大学に入ると同時に東京で一人暮らしを始めた私は、その時テレビを持っていなかった。
それを見かねた友人達が私の誕生日にお金を出し合って、テレビをプレゼントしてもらった。
でも、その2年後にそのテレビを売ってしまった。(本当にごめんなさい)
実家暮らしの時は普段からテレビを見ていたが、どこか違和感を感じていた。
テレビをつけていると、なんだか部屋が賑やかだなって。
反対にテレビを消すと、部屋が静かになる。
家族での会話がないのだ。
だから、テレビが苦手なのだ。
よく、一人暮らしの人がテレビを持つ理由に
「寂しさを紛らすため」
と言うのがある。
多分、実家ではよく会話をしていたのだろう。
でも逆に、会話なんてない私の実家にとって、静寂こそが私の時間であったのだ。
つくづく私は歪んているなと思う。
でも、多分、誰かと話したいのだろうとも思う。
幸運にも、大学に入った私は一人の友人に恵まれた。
彼とはよく色々なことを話した。
楽しかった。
そこにはテレビは必要なかった。
京都に一人暮らしをし始めてから、話さなくなった。
職場の人とはそれなりに、それなりの会話をするけど、何か違う。
この違和感の原因は分からない。
頑張って話してるけど、何かフィルターのようなものがあって楽しくない。(そもそも会話は頑張ってすることじゃないしね)
治ってきた歪みがまた歪んでくる。
上手く伝えられないけど、備忘録として残しておく。
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