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私が苦手だった英語のリスニングを克服した話 克服後に起こった変化

前回の記事では、私が苦手だった英語のリスニングを克服した4つの方法を紹介しました。

この記事では、苦手だった英語のリスニングを克服した後、私に起こった4つの変化をお伝えします。


1. 克服前の状態が改善

前々回の記事でお伝えした通り、以前の私は英会話において様々な苦労をしていました。リスニング力が向上した事により、これらは改善していきました。

推測ではなく、相手の言っている事をきちんと聞き取れるようになった事で、誤解は減り必要以上に疲労する事もなくなりました

また、何度も聞き返す事が無くなりました。それにより、時折聞き取れない際は、わかった振りをせずに聞き返せるようになりました

今ではリスニングに対しての苦手意識は減り、自分の英語にある程度の自信を持つ事が出来ています


2. 成長速度が上がる

以前の私は相手の言葉の意味を理解する事に必死でした。しかし、今では余裕を持って理解出来る事が増えました。その結果、リスニングを通して新たな事をより沢山学べるようになりました

例えば「今の言い方は初めて聞いたけど、今度自分でも使ってみよう」や「この人はシドニー出身って聞いたけど、今の発音は北米よりのアクセントだな」など、意味を理解する以外の事に意識を向ける事が出来るよになりました

以前であれば、新しい事は自主学習の際に学び、会話の際は理解する事でいっぱいいっぱいでした。しかし、ここまで余裕が出来れば、英語を使っているだけで多くの事を学べ、加速度的に成長出来るようになります


3. スピーキング力が上がる

リスニングの苦手を克服した事でスピーキング力が上がりました。理由の一つは、先程お伝えした通り、リスニングに余裕が出来ればそこから新しい表現などを沢山学べる為です。しかし、それだけではありません。

日本語で会話をする時にやっている事

例えば、あなたが日本語で友人から相談を受けているとします。あなたは友人の話を聞いてる間、発せられた言葉の意味だけでなく、そこから詳しい状況や友人の感情を想像したりするでしょう。また、その場合の良い選択やそれをどのように伝えたら効果的かなど、話を聞きながら様々な事を考えるでしょう。

このように、私たちは話を聞きながら様々な事を考えています。以前の私は、相手が話している時はその意味を推測する事に必死でした。そして、相手が話し終わっても自分の考えや話す内容がまとまっていない状態で、自分の理解が正しいかも不安な状態で話していました。

逆に現在の私は、相手が話している間に様々な事を考えられるようになった為、それに応じてスピーキング力も向上しました


4. 会話が楽しめる

英語のリスニングの苦手を克服した事で私に起こった最大の変化は、会話を楽しめるようになった事です。

相手の言葉を理解出来ないと意思疎通が出来ないだけでなく、必要以上に相手に気を遣ったり、自分の英語力の低さに落ち込んでしまったりします。

以前の私は英語学習の為に英会話をしていたように思いますが、現在は会話自体を楽しむ事が出来るようになりました


リスニングの重要性

人類の歴史の中で言語が使われるようになったのは、約10万年前だと言われています。その後、文字が使われるようになったのは約5,500年前です。また、世界には音声しか持たない言語が存在しますが、文字しか持たない言語は存在しないそうです。つまり、言語は音声から文字に発展していきました

この為か、人間が言語を習得する自然な順番は「聞く→話す→読む→書く」と言われています。私はこうした理由から、言語学習の4技能においてリスニングは最も重要だと考えています。お伝えしたように、私自身の経験を振り返ってもそれを強く実感します。

苦手なリスニングを克服するのは大変でした。そして、現在も苦手ではありませんが、得意でもないと思っています。それでも、私は努力してリスニングの苦手を克服して良かったと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。これからも良いコンテンツが提供できるように、頑張ります! サポートして頂けたら、自分へのご褒美にコンビニでアイスでも買おうと思います^^