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パワハラ相談担当

「苦情相談」とかけまして、
「特効薬」と解きます。
その心は、
 とにかくききます。
#聴きます
#効きます


自分の担当業務のひとつに、職員からの「苦情相談」というものがあります。

職員からの苦情ということなので勤務条件や職場環境などの人事管理に関するものになります。
この中にはいわゆる「ハラスメント」も含まれます。
そしてここ最近は、パワーハラスメント、パワハラの相談が増えてきています。

パワハラといえば、ある程度年齢層が上の人が、昔ながらの指導方法のつもりでやってしまうことが多い印象です。
しかし、実際にはそこまで多いわけでなく、30代や20代の上司、先輩からパワハラを受けたという相談もあります。

相談者からの話を聴いていると、まさに「モンスター」とも言えるような言動に、聴いている方もしんどくなる時すらあります。
しかし、こちらの立場はあくまでも中立、一方だけに肩入れするわけにはいきません。
とはいえ調査を進めると新たに出てくる事実もあり、ゲンナリする場合もあります。
逆に相談者の受け取り方によるものもあり、これもまた違う意味で悩まされることもあります。

それにしてもパワハラって世界的に見るとどんなものなんだろうと調べてみました。

ちょっと前の記事ですが、日本でパワハラが多い理由は納得できるものばかりです。
他のサイトでは世界一はインドで、日本は3位というのもありました。
どっちにしろ世界水準では日本は相当高いところにいることは間違いなさそうです。

この記事に書いてあるパワハラが消えない理由として、

1 「成長は『苦行』の後にしか得られない」という日本人固有の超マゾ体質
2 「非情で強い『ドS型』カリスマリーダー」信仰
3 ガチガチの「上意下達」「タテ社会」の弊害
4 ちょっとのことは忍耐で乗り越える「我慢至上主義」
5 なかなか会社を辞められない「雇用流動性の欠如」
6 日本全体が「叱る依存」に陥っている

が掲げられています。

今まで相談を受けたもの、全て当てはまっていると思います。
公務員なので「5 なかなか会社を辞められない「雇用流動性の欠如」」が確たるもので、その他もどれも納得です。

6の「日本全体が「叱る依存」に陥っている」に至っては、いわゆるクレーマーにも当てはまります。
役所や企業、有名人にはいくらでも叱ってもいい、と思い込んでる人も多いです。

と、パワハラの多い理由がわかったところでその行為自体が簡単に減るものではありません。
たとえ大きな目立つパワハラ事件があったとしても、それを面白おかしく、不安を煽る報道をするだけでは、今度はその事件の加害者を袋叩きにするだけになります。
自分とは関係のない加害者に向かって寄ってたかってパワハラするようなものです。
地道に浸透させて行くしか今のところは方法はないのかもしれません。

それにしてもパワハラ相談を受ける方も結構しんどいことが多いです。
今に、パワハラ相談担当に命ぜられたことが「パワハラ」だ、と訴える人が出てくるかもしれません。


※今日の筋トレ
胸。もうちょいギリギリまで追い込みたい。
1 ベンチ・プレス(バーベル)
100 × 8 5セット
2 フライ(ダンベル・、フラット・ベンチ)
27.5×2 × 10 5セット
3 チェスト・プレス(マシン、インクライン)
70 × 10 5セット

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