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オンライン英会話でディクテーションをやろう

数あるリスニングの学習方法の中でも、ディクテーションは最も効果があるものだと思っています。私自身、ディクテーションをはじめてから、かなりリスニング力が伸びたと感じています。

ただ語学学習の中で、ディクテーションが一番きらいです。効果があるとわかっていても苦痛で仕方ありません。コツコツ勉強することは苦手ではないと自負している私も、何度も挫折してきました。きっと、私の他にもディクテーションがきらいな人はたくさんいると思います。

しかし、ここ2か月は苦痛ながらも継続できており、着実に力がついてきているのを実感しています。継続できている理由は一つ、オンラインレッスンでディクテーションをはじめたこと、につきます。

ディクテーションは、本来一人でできる学習法です。ただ、時間もかかって中々進まなかったりすることや、音声を何回も再生するのが面倒だったりすることもあり、モチベーション維持が難しいですが、オンラインレッスンの中で、ディクテーションを行うことで、音声再生の手間や、モチベーション管理の問題が解決します。デメリットとして費用が掛かってしまうことがあります。ただお金を払うことで、より義務感があり、習慣化しやすいというメリットもあると思います。

書き写す時間はもったいないので「講師に単文を読み上げてもらい、その場で復唱する」という学習方法をおススメします。復唱する際に、発音をチェックしてもらうこともできるため、ヘタに相槌英会話をしているより、得られるものは多いと思います。

講師に読み上げてもらうことで、リアルな発音への対応力が増しますし、ひとりでやっているときよりも集中できます。一人でスマホに保存した音声でディクテーションをしていると、音声をいじっている際に、合わせて弄ってしまいがちですが、その心配もなくなります。かなり集中してやることになるので、最初は25分でも長く感じると思います。

私は、現在中国語学習の一環として、スクーリングとオンラインレッスンを受けていますが、3月途中から週150分のオンラインレッスンのほとんどを、ディクテーションレッスンに費やしています。はじめは少し勿体ない気もしていましたが、結果として、この2カ月で明らかにリスニング力が上がり、会話のレッスンの方にも相乗効果が生まれており、はじめからやっておけば良かった…と思っています。

思い返せば英語のときも同じ過ちを犯していました。聞けば聞くほど良いと思い、四六時中TOEIC教材を聞いていたことがありましたが、リスニングの点数はほとんど伸びませんでした。

文章の中から単語を拾う能力が身につき、聞き取れた単語を組み合わせて推測できるスキルは身につき、多少問題は解けるようになったものの、地力はついておらず、実際の会話では使い物になりませんでした。

TOEICの点数は良いものの、聞き取れない、話せないという人は、みなさん同じような病理を抱えているのではないかと思っています。私自身、初めて900を超えたころは問題を解くための単語探索能力は身についており、長文であれば聞き取れた単語を組み合わせることで、文脈を推測できたました。しかし、正確に聞き取れているわけではないため、短い文章、会話などになると理解できないことも多く、全く反応できない状態でした。

精読が出来ない文章は速読ができないのと同じで、しっかりとしたリスニング力がないと、長文を正確に聞き取ることが出来ず、精度の高い会話、コミュニ―ションができません。しっかりとしたリスニング力をつけるうえで、ディクテーションは最高の学習方法の一つです。非常につらい学習の一つですが、オンラインレッスンに取り入れるなどの工夫を通じて、乗り越えていきましょう。

ではでは。

オンライン英会話についてまとめています。中国語レッスンも12,000分を超えていますので、合わせれば27,000分、450時間はオンラインレッスンに費やしてきました。得られたもの、メリット、デメリットについて、まとめています。

オンライン英会話とともに私の英語力の基礎をつくった瞬間英作文についてです。合わせてお読みいただけると嬉しいです。







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