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【update365】3日坊主の継続チャレンジ

先日「ワーママはるのライフシフト習慣術」を読み終えた。
読み終えて、うなった。
これは絶対に夫氏にも読ませたい。夫婦で読めば、共働き子育て世帯のわが家の暮らしがアップデートするに違いない。
さっそく夫氏に、この本で得たことを共有して読むことを勧めた。

ワーモヤ(ワーママのモヤモヤ)の言語化が秀逸

著者の尾石晴さんは音声SNSのVoicyで人気のパーソナリティで、noteでも執筆されている。Voicyはよく聞いているのだが、著作を読むのは2冊目だ。
彼女の発信を受け取っていると「よくぞ私のモヤモヤを言語化してくれました!!」と、拍手を送りたくなることがしばしばある。
何とも言えないワーママの心のモヤモヤを、ごく冷静に、かつわかりやすく言語化してくれるので、私の主観ではなかなか伝わらない夫氏にも伝わりやすい。

本書で「おっしゃる通り!」と膝を叩いたのは「フリーライド」と「夫婦は共同経営者」のくだり。わが家は夫氏が長時間労働者、私が時短勤務者でまさにこの「フリーライド」感を実感としているので、伝え方と変えるべき視点を学べたのは非常に参考になった。

学びの習慣術で念願の英会話をスタート

本書では「仕事」「人間関係」「子育て」「お金」「学び」のそれぞれの習慣術について書かれているのだが、この中で「学びの習慣術」を自身の生活に取り入れることにした。

というのも40代に入り、これからの働き方など40代の壁にぶち当たる中で「何か学びたい」「資格を取った方がいいか」など悶々としていた。しかし時間もコストもかけられそうになく、手を出せずにいたのだった。

しかし、前段の「お金の習慣術」にある「収入5%の自己投資が、稼ぐ力をつける」との言葉が私の背中を押した。収入の5%なら自己投資できる気がする。それが将来の稼ぐ力につながっていくのであれば、なおのことやった方がいい。

そこで手始めに、ずいぶん前からやりたいと思いながらもできずにいた「オンライン英会話」をやってみることにした。

なぜ、英会話なのか。生成AIも登場した時代に「今さら英会話?」と言う人もいるかもしれないし、転職エージェントには「外資系などに行きたいなどでなければ、英語をやるのは時間の無駄」とまで言われたこともある。
それでも英会話に踏み切ったのは、さかのぼれば学生時代から「英語やりたいなー」と言っていたからだ。20年も寝かせたのだし、今やらなくてもまたずっとやってみたいと思い続けるだろうし、まずはやってみたかったことをやってみようと思ったのだった。

その他にも

  • いつか海外に何年か住んでみたいと今でも思っている

  • 子どもと世界中を旅行したい

  • 日本のコンテンツを英語で海外に発信したい

  • 日本に来ているインバウンドの外国の方が困っていそうなのを見かけると話しかけたくなる

  • 自分が英語を学んでいたら、子どもも自然と興味を持つかも

などの理由もある。

英語が脳を刺激してくれた

早速オンライン英会話で無料体験ができるところを探して申し込み、一気にトライアル授業までやってみた。

これが、もう!!もっと早く始めたらよかったと、後悔するほど楽しかった。相手はフィリピンの講師なのだが、ヒアリングもスピーキングも初心者中の初心者の私のペースにゆっくり付き合ってくれて、とても丁寧。でも日本語は通じないので、わからないことも含めて英語でやり取りするしかない。これが大変なのだが、非常に脳を刺激してくれた。
25分の授業のあとの爽快な気分といったらない。

ChatGPTを使った生成AIとの会話も無料でできるところがあったので試してみたが、生身の人間との会話の方が脳を使った感じがあった。
生成AIとの会話がボールの壁当てとすると、人間との会話はキャッチボールといったところか。

継続のための心得

無料体験ですっかりやる気になり、申し込みをしたのだが問題が1つ。
「継続できるのか」ということだ。

そこで「ワーママはるのライフシフト習慣術」の「学びの習慣術」が教えてくれる。

うまくいかないのは「仕組み」ができていないから
(中略)
仕組みを作るときに一番大事なのは、何を目的にするのかです。
目的は「なんでやるのか?」「何を」「いつ」「どこで」「どのように」実行するかまで、詳細に決めておくほど、うまくいきます。加えて、行き詰った時に、そこまで決めておくほうが修正が容易なのです。

ワーママはるのライフシフト習慣術

オンライン英会話の場合
なんでやるのか:英語でのコミュニケーションの場が欲しい
何を:英会話
いつ:仕事終わりに30分
どこで:家のリビングで
どのように:オンライン英会話で

また、「仕組み」を作るときに「場所・時間・人」を固定するとよい、ともあった。

場所:家のリビング
時間:仕事終わりの30分
人:オンライン英会話の講師

この「人」が固定していることで、自分だけだとさぼりやすいところのストッパーとなってくれる。
また時間はGoogleカレンダーに予定を入れて、その時間は抑えるようにした。
ちなみに今まで仕事終わりの30分は夜ご飯の支度をしたり、のんびり息抜きの時間だったが、ご飯の支度は朝と昼休みの時間に分けて行うことにする。これは週に1~2回であれば負担は少ない。

可処分時間が1日1時間もない中で、果たしてどれだけ継続し、英語をモノにできるのか。
40代の新たなチャレンジが始まったのだった。


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