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雨のWillingenスキージャンプW杯16戦

今日のドイツ

2月6日火曜日
3日もさぼってしまいました。風が強く、冷たい一日でした。
東京は雪だったようで。。。雪国かと思う写真がLINEに入ってました。
さて、先週末はスキージャンプのW杯が、あるという話を聞きつけて
Land Hessen(ヘッセン州)のWillingenという場所に行ってきました。
何もかも行き当たりばったりの計画・・・
大変苦労いたしました。
観戦記ではないのですね。。。いわゆるミーハーな内容です。


今回の旅程

2月3日(AM):住居出発(RP)
2月3日(PM):Düsseldorf着(和食くうでー)
2月4日(AM):Düsseldorf発 Willingen着
2月4日(昼):W杯 観戦
2月4日(夜):住居着(RP)
到着は21時でした。後輩が車を出してくれました。
ありがとうございました。

ジャンプスキーの知識

なんせ私は、スキージャンプを観戦することも初めてで
なんのルール含めて予備知識もなくいきました。(今更反省・・・。)
以下私の知識レベル
・長野オリンピック団体金メダル「ふなきぃーーー。」原田選手
・日の丸飛行隊(親父から聞いたことがある)
・小林陵侑選手(昔盛岡中央高校の近くに居住していてよく垂れ幕を拝見)
・高梨沙羅選手(みんな知ってる。セブンイレブン)
・北京オリンピックを少し見た。
こんな感じで突撃でした。

ルールはJスカイスポーツHPを見てました。
日程等はFISの公式HPを見ていただいた方がいいですが
世界を転々としながら11月末から翌年の3月まで試合が組まれている
個人と国別とを争う大会です。
想像以上にタフな日程ですごい・・・の一言です。

移動開始!

ということでDüsseldorfから2月4日朝8時出発!
Düsseldorfは、市内観光、和食食べる、食料品の買い出しで終了です。
今回は、大会HPを見ると
「会場近くはすごい混むから近くの駅に車を置いて電車で来てね」
と書いてあったので、車で近くの駅まで行きその後は電車で行こうという算段にしました。(のちに大後悔をしますが・・・)

まずは車でDüsseldorfからMeschedeという駅まで車で移動
約1時間半かかりました。
その道中、強風と雨が吹きすさみ嫌な感じ

わかりづらい
が・・・寒そう

DBに乗ろう

9:40
Meschede着!
DBだったのでアプリで乗車券を買おうとしたら・・・
この駅電波悪すぎて買えませんでした。
よって自販機で切符を購入しようと券売機を覗く。
「MeschedeからWillingen-Stryck」と入力
すると
「取り扱っていません」という文字
「・・・・・・」
結果を言うと下の絵の「Brilon Wald」から先(白抜き部分)は会場へのチケットを持ってると無料だったらしく(というか特別列車)そのせいで取り扱いしていないということでした。
気付いたのは電車の来る5分前・・・ストレス泣

目指した電車(黄色)

10:16
電車は予定通りに来てくれてBrilon Waldに向けて出発!
でも誰もお客さんいないんですけど・・・・
W杯なんじゃないのこの競技。。。
不安が募ります。

切符が買えない恐怖www

Brilon Wald着

10:36
Brilon Waldに到着!
なんか盛り上がってますかーーーー?と意気揚々と降りると
屋根のないがらんとした駅
しかも強い霧雨と強風
人ほとんどいないwww
思ったより寒い
あれ・・・?

寂しく見える駅

11:08
対面のプラットフォームに電車が来てやや遅れて出発
電車は少しずつ高度を上げていきます。
少しづつ雪増えるのかなと期待していると
トンネル・・・・ついに来たかと思うのは束の間
・・・・枯れた木と枯葉の山々
雪はどこよ?

車窓からWillingen

11:25
Willingen-Stryck到着!
警察はいるけど全然盛り上がって無くないか?
(特別駅で普段はだれも使っていないんだそう。でも駅として使うなら雑草どろんこプラットフォームは勘弁してほしい。電車があるだけましかww)

ひとは徐々に増えてきた!

会場へ

Willingen-Stryck駅からは約20分歩くと会場です。
バスターミナルからはたくさんの人が・・・。
盛り上がってきた!
しかし・・・
雨風ともに強くなってきました。
重ねて足元が雨でどろどろ、スニーカー履いていた後輩たちはこの時点で靴下までびしょびしょ。
後輩たちは、気温はみていましたがここまでは予想できなかったようでもう帰りたいモード・・・。
出鼻は完全にくじかれました。

中々ハードな道

セキュリティーチェック

しばらく歩くとセキュリティーチェック!
寒いだろうと思って持参した魔法瓶のあったかーいほうじ茶はむなしくも
ドイツの川に捨てられました。
魔法瓶は返してもらえました。よかった・・・。

いよいよ会場!

そんなこんなで12時前に会場入り
会場入りした途端
「ザラー タカナシー!」というアナウンス
飛んでる!
焦る気持ちを抑えて。。。
なぜか日本の国旗を買いました。ミーハーなんで笑

飛んでる
高梨選手1回目 1本目は2位!

観覧席

観覧席は
・A/B: ジャンプ台着地点付近左側 35€
・C1,2,4: 滑り切ったした選手のゲートがあるところ周辺 ややお高い
・D: 選手がリフトに乗る前の移動を見れるところ 30€
・E/F: ジャンプ台着地点付近右側 35€
で良かれとおもってA/Bを買いましたが
結果Dが一番いいですね。選手が近い。一緒に写真を撮られている方もいました。

座席表

観戦

A/Bからの眺めはこんな感じでした。
飛んでくるときの選手が風を切り裂く音
着地した時のスキー板の音
応援している人たちのチアホーンが体全体で感じられます。

ドイツの選手の時は一段と応援が熱い!そしてジャンプ台にしか雪がない

2本目ぇ!!!!

やっと落ち着いて見れるようになったのは2本目からでした。
1本目を終えたこの時点で
勢藤 優花選手:15位
伊藤 有希選手:4位
髙梨 沙羅:2位

応援も「頑張れー」しか出てこなかったですが
周りの人からは
「Saraのジャンプは昨日もすごかったぞ!調子いいね」
と隣のおじさんが声をかけてくれる場面も!
自分ことのように嬉しい!

2本目開始
Top10までは割と淡々と飛ぶもんなんですね。
次々と飛んできます。
そして

勢藤選手なはず・・・

勢藤 優花選手
結果11位

Top10に入るとアナウンスやDJの盛り上げ方もショーアップされてきました!

伊藤選手なはず・・・

伊藤選手
ジャンプアップ!結果3位

高梨選手なはず

高梨選手
少し残念でしたが結果4位

3位と4位にJAPANです!
高梨選手は前日は2位!

遠いところからおめでとう!

伊藤選手表彰台おめでとう御座います♪
年間順位も2024/2/6時点で2位!(順位表)すげー

感想戦:勇気をありがとう

この後の男子は、時間の都合上帰ることにしました。
後輩たちが雨でシミシミで、この後運転もあるので勇気ある撤退です。
見たかったけど・・・

本当に短い間の滞在でしたが、いい思い出とモチベーションになりました。
アスリートとしては、もちろん「結果がすべての世界」ですから課題等はあると思います。
が・・・・。
1人の人間として競技に参加していたすべての選手にリスペクトを送りたいと思いました。本当にスキージャンプ面白い。
そして自然との闘いというのも知りました。何名かの選手は、煽られて下から見てると「危ない!」といいたくなるような場面がありました。

日本から参加している選手の方々には、過酷な競技であり、ケガとの戦いもあり、タフな日程の消化もあり、モチベーションの維持等数々の課題がある中で、最大限の結果を出すというその姿に勇気をもらいました。

現地で観戦するというのは、結果として見る競技だけではなく、そのプロセスのほんの一部を共有できるのは非常に有意義な時間だなと思いました。

僕の悩みやら愚痴なんてちっちゃなもんです。全く・・・・。
おじさんは、勝手に皆さんから勇気をいただきました。
ありがとうございました。
また見に行きたいと心から思いました!
スキージャンプ勉強しないと・・・!
来年も見に行くぞ!

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