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【メンバーインタビュー】vol.5 オカサココナツ

5人目はRun初期メンのこの人。

つやつやなショートがトレードマーク。

オカサココナツ
立教大学文学部キリスト教学科3年生。東京都出身。
立教大学のアカペラサークルL'espoir(レスポワール)所属、また同大学のCANPAS GRAFFITIのエディターでもある。
バイト代は全て服に注ぎ込むほどの服好き。小柄だが良く通る声をしており存在感抜群。好き嫌いはハッキリ。そして自他ともに認める恋愛体質。

オカサコが1人で回してるCAMPAS GRAFFITYはこちら

1.最近感動したことは?

オカサコ:アカペラの先輩が引退でサプライズフラッシュモブしてくれたんだけど、みんな泣いててすごいなあって。

ー先輩が後輩にフラッシュモブするんだね。こなつちゃんは泣かなかったの?

オカサコ:うん、うちは泣かない。そういう大学のサークルで、泣けるくらい本気で取り組んでるんだなって。感動というより感心だね。

ーあぁ、号泣してる女の子が想像ついてしまった(笑)。中高の体育祭とかでもそういうのあったな〜。私も先輩に対して思い入れないタイプだったからこなつちゃんのテンション理解できるよ。

オカサコ:Runの人は基本上下関係嫌いっしょ(笑)。

ー間違いない(笑)。

2.嬉しいと感じるのはどんなとき?

オカサコ:好きな服・本・曲に出会えたときだね。

ーこれは1個ずつ聞いてかなきゃ。まず、好きな服ってどんな服?てか服探すときってお店一通り回るの?

オカサコ:いや、決まったブランドから選んじゃうね。
ikiとかMEYAME、Shinzoneとか。あとはマルジェラも好きだしビビアンも。

ー初めて聞いたブランドがいっぱいだ。こなつちゃんはGUとかGRLとか買わないよね?厳選した1着に値段かけてるイメージ。1着1万円くらい?

オカサコ:全く買わないね。1万円台はむしろ安いって思っちゃう。

ー服好きなのはいつからなの?

オカサコ:いやまあ昔から好きだったよ。でも中高は制服あるからお金かける意味ないと思ってた。今みたいにこだわり始めたのは大学生からだね。

ー誰かから影響受けたとかはあるの?この人みたいになりたいとか。

オカサコ:うーん、そういうのはないけど。でもPinterestで海外セレブのスナップ良く見てた。海外の人がカジュアルな服を着てるのが好き。日本人が同じスタイリングしても、ああはならないだろうなって感じのスタイル。

ースカートよりパンツ派だよね。自分のなかでルールみたいな、譲れないものってある?

オカサコ:系統とかはわかんないけど、とにかく、自分の着たい服を着たい。

ー誰かにこう見られたくて、とかはないの?

オカサコ:そういう時期もあったけど(笑)。もうそういうのやだ。めんどくさいし、服好きな身としては、着たい服を着てることが一番のオシャレかと。


展示にもよく行くよ

長くなってしまったので本と音楽に関しては以下にまとめました。

好きな本

  • ジャンルとしてはホラー小説

  • カルト宗教や薬物を扱うものが好き

  • ハマったきっかけとしては、Youtubeでロシアの同性愛者の偏見に関する言説を見てからだそうです

  • 著者で言うと、澤村伊智さん・芦花公園さん・秋吉理香子さん

好きな曲

  • 好きなアーティストはKeshi,Lauv,Pentatonix,Sam Smith,Maren Morris

  • ずっと洋楽ばっかり聴いてきたが、アカペラサークルに入り歌える曲を増やすためにも邦楽を聴くようになったそう

  • soundcloudでたまたま良い曲を見つけるとテンション上がる

3.寂しさを感じるのはどんなとき?

オカサコ:自分が必要とされないときかな。サークルでの遊びに誘われないときとか。あとは恋人がいないとき。

ーこなつちゃん恋人途切れないもんな〜。

オカサコ:うん。恋人いないと、自分って孤独だなって少し感じる(笑)。

4.悔しさを感じるのはどんなとき?

オカサコ:自分と同じ状況・スキルを持った人が自分より優れてるとき。
自分もっとできるのに、負けてんなって思う。

文化祭のステージでの様子。ピンクでセンター張ってます。

5.憧れの人はいる?いたら、それはどんな人?

オカサコ:器がデカい人。寛容な人。

ーどういう人に器デカいなって思うの?

オカサコ:自分の話をうんうん聞いてくれる人とか。私は沸点低いからああはなれないって思う。

ーこなつちゃんを受け止めてくれる人か。聞いてくれそうな雰囲気とかも大事そうだね。

6.嫉妬するときはどんなとき?

オカサコ:ない。最近は。
いいなと思うことはあっても、私は私だしって思う。

ーうむ。嫉妬はしなくとも、拗ねるイメージある(笑)。
自分のこと尊重してもらえてないって感じたら、「もういい!」ってなっちゃいそう。

オカサコ:うん拗ねる(笑)。けど、引きずりはしない。私のこと大切にしない人は、私も大切にしないっていうスタンス。

愛用カメラはNikon D3300

7.どんなときにストレスを感じる?

オカサコ:あまりないね。

ーマジ?イライラしたりしないん??

オカサコ:いやイライラはするけど。さっきも言ったけど切り替え早いから。全部忘れるわけでないにしろ、溜まりはしない。

ー確かにこなつちゃんは感情を顔とか態度にちゃんと出すよね。
何にイライラするの?

オカサコ:やっぱ、自分の思い通りにならない、じゃない?
あとは自分はしてるのに、周りはしてないとか。
超具体的に言うと、レジで、混んでるときにポイントカード用意してない人とか。事前にできるでしょ、お前やれやーってなる。(こなつちゃんはスーパーのレジのバイトしてます。)

8.自分の容姿、能力、年齢、状況何も関係なかったら何がしてみたい?

オカサコ:これは2つある。
1つ目は、BLが好きなんだけど、男性になって男性と恋愛したい。

ー男性を好きになってみたいってこと?

オカサコ:いや、女性を好きにならず男性を選んだ人に選ばれたいって感じ。

ー男性への嫌悪感があるって言ってたけど、男性を好きになってみたいとは思うのね。

オカサコ:うん、試してみたいというか。その嫌悪感は男性に対してというより、自分が女性として見られることへの嫌悪感かな。
2つ目は、異性愛者として生まれてみたかった。

ーそういう風に思うんだ。なんで?

オカサコ:私は私だから別に良いんだけど。憧れというか、(異性愛者は)悩まなくていいなとは思う。

ー悩まないというか、悩みの種類とかベクトルが全然違うよね。

オカサコ:異性愛だと結婚妊娠孫の面倒見る、みたいな人生の区切りとか分岐点があるじゃん。でも同性愛は現状社会制度として成り立ってないからさ。
縛りがない。縛りがあるからこそ関係性が続く節も大きいと思ってる。



編集後記

こなつちゃんは、Runがまだ4人のとき、雑誌制作どころかインスタにCanvaで作った酷いクオリティの投稿がたった数個上がっていた頃に入ってくれたメンバーです。本人曰く、「最初は誰とも仲良くなれるとも思ってなかったし、メンバーが好きという感情は全くなかった。でも、何かをやりきりたくて覚悟決めて入った。」というかなり思い切った判断をして、Runに入ってくれたらしいです(笑)。今でも笑い話にならないレベルの状態だったのに、入ってくれて、本当に感謝です。
そんなこなつちゃんがRunで共に時間を過ごし、今では総務として働いてくれたり、自分でデザインの勉強をしてみたりという姿を見て、嬉しく思っています。出会えて良かった。
個人的には、こなつちゃんを一言で表そうとすると「山椒は小粒でもぴりりと辛い」が合うんじゃないかと思ってます。
それと、カラオケで椎名林檎の『丸の内サディスティック』を歌いこなしてた姿がカッコ良くて忘れられません。(←これどうしても言いたかった)

Interview & text by:前田


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