脱糞と白ご飯

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脱糞と白ご飯

作詞集団「脱糞と白ご飯」の公式アカウントです。名前は、敬愛する詩人・オーデンの詩の一節から着想を得たものです。よろしくお願いします。

最近の記事

長編小説「ウンコ」

巨大な一本グソ。私はそれを美しいと思った。 私はその巨大なクソをまじまじと見た。 その巨大なクソもまた私を見ていた。 ♦ 私は仕事をしている最中も、今朝した巨大な一本グソが気になって仕方なかった。私はウンコと繋がっている。そんな気がして仕方なかったのだ。 ハローハロー、こちら清香。こちら清香です。 一本グソさん、聞こえますか? こちら清香ですよ、貴方の、、、主(あるじ)です。いや、あなた。わたしはあなたです。わたしはあなたです。 私は流さずに家の便器に残してきた一本グソ

    • 俳句⑬

      我は見たウンコもまた我を見た   説明: 巨大な一本グソ。私はそれを美しいと思った。 私はその巨大なクソをまじまじと見た。 その巨大なクソもまた私を見ていた。

      • 俳句⑫

        うんこする嗚呼うんこするうんこする

        • 俳句⑪

          放尿と放屁と脱糞アマテラス 説明: ありがとう。今日もありがとう。

          俳句⑩

          ウンコかなオナラでるかなシッコかな 説明: ウンコよ、どうしておまえはそんなにシャイボーイなのか。

          俳句⑨

          カップ麺、化学物質ガンになる 説明: 日本人に癌が多いのはカップ麺のカップから溶け出す化学物質が原因ではないのか。マイクロプラスチックよりもまずこれが問題である。

          俳句⑧

          夏の夜やツクヨミ肛門うんこかな 説明: 月明かりを頼りに獲物を狩るハンター。 彼らにとって、太陽が肛門であるように、月もまた肛門であったはずだ。

          俳句⑦

          肛門に隠れておわすアマテラス 説明: ウンコは太陽であり恵である。

          俳句⑥

          トゥーシャイシャイボーイうんこ 説明: うんこよ、なぜおまえはそんなにシャイボーイなのか。

          俳句⑤

          ウンコならあと2時間は耐えられる 説明: ウンコには波があります。 最初の波を耐えると2時間くらいは我慢できますよね。 ウンコとはまことに不思議である。何か、意思のようなものを持っている気さえします。 そう考えると、ウンコへの探求心が日々溢れてきます。 ウンコウェーブをサーフしつづけたその先に、真の快楽が待っているのではないか?私はそう考えて、実は、このウンコとの究極の対話を実践したことがあります。 耐えて耐えて耐え抜くと、肛門括約筋の隙間から、めちゃくちゃ細いウンコが出て

          俳句④

          オナラかと思っていたらウンコでた ウンコかと思っていたらオナラでた 説明: ウンコかオナラか判然としない、ということが増えました。 なぜでしょうか。

          俳句③

          紫陽花のけばけばしさで目が痛い 説明: 私にとって歌とは素直さです。 私は梅雨が嫌いですが、そんな季節を象徴する紫陽花はもっと嫌いです。 なにより、卑猥すぎます。ビラビラが卑猥すぎると思うのです。 ましてや、そんなところにカタツムリなど、、ポム爺さんもきっと言うと思います、私には強すぎると。

          俳句②

          行く春や草の匂いと糞のあと 説明: 先ほど天啓を得ました。 脱糞の神であるスサノオ神からだと思われます。 スサノオ神とは、どういうわけか、しばしばシンクロナイズしてしまいます。 解釈は皆様にお任せします。

          俳句①

          夏草や兵どもが糞のあと 説明: 糞はクソと読んでください。 あとは、跡ではなく、敢えてひらがなにしました。 残り香、くらいの意味です。 私にとって歌は作るものではなく、降りてくるものです。 いいとか悪いとか、そういう話ではないのです。 先ほど、この歌がひらひらと降りてきました。 きっと、草が匂う季節になってきたからでしょう。 スーパーに行くついで、草の匂いを胸いっぱいに吸い込むと、若干ウンコの匂いがしました。 自然(土)の本質とはやはりウンコではないのか?この直感は決して

          小説「うんこ」

          えたいの知れない巨大な塊が、始終私の下腹部を圧さえつけていた。私はその時重要な会議の最中で、すぐにその場を離れることが出来ず、暴れまわる巨大な塊を一時だけでも制御しようと肛門括約筋に全身全霊のエナジーを流し込んだ。 すると奇妙なことに、徐々に苦痛が和らいで、なんとも形容しがたい、、あれは何と言ったらいいのか、、快楽と言えばいいのか、調和と言えばいいのか、、世界の因果を統べる偉大な調停者が突然体に憑依して自由を奪われる、といったような感覚が私の下腹部を完璧に支配した。私は身動

          小説「うんこ」

          小説「桜の樹の下には」

          私は春という季節があまり好きじゃなくて、その理由は、年度初めでどうしてもバタバタしてしまうからです。でも、ひとつだけ楽しみにしていることがあります。私はこの季節、家の近くの公園のケヤキが新緑に変わるのが本当に楽しみで、貪婪なミツバチのように色のついた花なら何だって綺麗だと思っている日本人が、公園からいなくなったあとのケヤキの樹の下は、そこだけが、まさに私の季節です。 日本人は、春はサクラで秋はコスモスで、、とか、とにかくメディアが綺麗だと報道するものだけを綺麗だと考え、節操

          小説「桜の樹の下には」