トルコ語講座|第16回|数量・時間・序数
今日はトルコ語の数の数え方を覚えましょう。まずは 0〜10 です。
0 - sıfır
1 - bir, 2 - iki 3 - üç, 4 - dört, 5 - beş
6 - altı, 7 - yedi, 8 - sekiz, 9 - dokuz, 10 - on
次は 11〜19 です。 日本語と同じ言い方ですので、簡単です。
11 - on bir, 12 - on iki, 13 - on üç, 14 - on dört, 15 - on beş
16 - on altı, 17 - on yedi, 18 - on sekiz, 19 - on dokuz
次は 10, 20, 30, 40・・・100 の言い方です。日本語のように掛け算方式 (にじゅう:2x10) ではありませんので注意してください。
10 - on, 20 - yirmi, 30 - otuz, 40 - kırk, 50 - elli
60 altmış, 70 - yetmiş, 80 - seksen, 90 - doksan, 100 - yüz
次は 10, 100, 1000, 10000 ・・・1000000 の言い方です。日本語と似たところの多いトルコ語ですが、1000以降はむしろ英語に近い数え方になりますので、そこに注目してください。
10 - on, 100 - yüz, 1000 - bin,
10 000 - on bin, 100 000 - yüz bin
1 000 000 - milyon
・・・・・
トルコ語の数を覚えた後は、さっそく数を使った文章の作り方のルールを勉強しましょう。
Kaç ? = いくつ?どれくらい?
beş elma__ - 5個のりんご / on çocuk__ - 10人の子ども
Kaç? は数・量をたずねる疑問詞です。答えには当然数詞を用いますが、トルコ語には日本語の「個・人・匹」助数詞が存在しません。ですから、例文のように数詞を名詞の直前に置くだけでいいんです。それから英語と違うのは数が2以上のものでも名詞は単数形のままということです。"beş elmalar", "on çocuklar" とやると間違いですので注意しましょう。
Burada kaç kişi var ? (ここには何人の人がいますか?)
– Burada beş kişi__ var. (ここには5人の人がいます)
Domates kaç lira? (トマトは何リラですか?)
– Üç lira__. (3リラです。)
・・・・・
Saat kaç? = 何時ですか?
1時 - saat bir, 2時 - saat iki, 3時 - saat üç, 4時 - saat dört
5時 - saat beş, 6時 - saat altı, 7時 - saat yedi, 8時 - saat sekiz
9時 - saat dokuz, 10時 - saat on, 11時 - saat on bir, 12時 - saat on iki
buçuk - 半
先ほどの kaç を使って「何時ですか?」を聞くことができます。 "Saat kaç?" の saat は「時間」 ですから、直訳すると「時間、どれくらい?」となります。答えは日本語と逆の言い方で、先に「時」に当たる saat を言っておいて、後で数詞を言います (このとき saat は省略してもいい)。
又、「半」は buçuk と言います。「◯時半」「◯時◯分」の言い方は以下の例文で確認してください。
Şu an Saat kaç? (今、何時ですか?) ※ "şu an" は 「まさにこの瞬間=今」
– Saat bir buçuk. (1時半です。)
– Japonya'da şu anda bir kırk beş (日本は今1時45分です。)
補足ですが、動詞といっしょに「何時に」と言うときは、kaç および数詞の部分に位置格接尾辞をつけます。
Saat kaçta evden çıktin ? (何時に家を出ますか?)
– Saat beşte. (5時です。)
また saat と Kaçおよび数詞の順番を入れ替えることによって「何時間?」を表すことができます。
Dün kaç saat çalıştın? (きのう何時間働きましたか?)
– Ben sekiz saat çalıştım. (6時間働きました。)
・・・・・
Kaçıncı? = なん番目の?
1st - birinci, 2nd - ikinci, 3rd - üçüncü, 4th - dördüncü, 5th - beşinci
6th - altıncı, 7th - yedinci, 8th- sekizinci, 9th - dokuzuncu, 10th - onuncu
kaçおよび数詞に -ıncı(inci, -uncu, -üncü) という語尾を付け足すことのよって序数を表すことができます。序数というのは日本語でものの順序を言うときには「1番目の」「2人目の」「3個目の」というように「数詞+助数詞+目の」で表される表現方法です。
Kaçıncı sınıftasın? (君は何番目のクラスですか?=何年生ですか?)
– Birinci sınıftayım. (1番目のクラスです。=1年生です。)
Mart kaçıncı ay? ("Mart"は何番目の月ですか?)
– Mart üçüncü ay. ("Mart"は3番目の月です。)
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今日はトルコ語の数量・時間・序数の表現を勉強しました。数詞を使うこれらの表現は日常生活を送る上で欠かせない表現です。特に旅行の際などは、数字の知識だけあればなんとかなる場面がたくさんあります。ただし、数字の言い間違い・聞き間違いには常に注意するようにしましょう。時間や金額の話での間違いは思わぬ大きなトラブルに繋がる恐れもあります。そうならないように、今日も最後に練習問題を用意しました。しっかりやって、学習内容を整理しましょう。
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練習問題1 音声を聞き、読まれる数字を書き取ってください。
答え 0 - sıfır / 6 - altı / 21 - yirmi bir / 78 - yetmiş sekiz / 7 - yedi / 89 - seksen dokuz / 2 - iki / 34 - otuz dört / 93 - doksan üç / 45 - kırk beş / 151 - yüz elli bir / 17 - on yedi / 1886 - bin sekiz yüz seksen altı / 1527000 - bir milyon beş yüz yirmi yedi bin / 361 - üç yüz altmiş bir
練習問題2 以下の時計の絵を見て、今何時か言いましょう。
Türkiye'de şu anda saat kaç? (トルコは今何時ですか?)
答え
1 Saat dört. / 2 Saat yedi. / 3 Saat beş buçuk. / 4 Saat yedi buçuk. / 5 Üç kırk beş / 6 Sekiz elli. / 7 Altı on beş. / 8 On iki beş.
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