トルコ語講座|第2回|アクセントの規則
第1課でアルファベットの読み方を勉強した皆さんはもうトルコ語が読めます。ですが、どうせならもっときれいな発音を目指したいはずです。そのために、この課ではアクセントの規則を勉強しましょう。
アクセントの規則
その1
・アクセントは最後の音節
トルコ語ではふつう最後の音節に強勢が置かれます。これは最も基本的な発音の規則です。この規則に従って、以下の単語を読んで見ましょう。太字の部分に強勢を置いて読みます。
gitmek (去る) gelmek (来る) iyi (良い)
kötü (悪い) arkadaş (友達) çalışma (仕事)
日本語の「良い」はトルコ語で「iyi (いい)」 です。似ているので覚えやすいですね。
アクセントの規則
その2
・2音節の地名は第1音節にアクセント
・3音節の地名は第2音節にアクセント
トルコ語の地名は発音の第一原則に当てはまりません。2音節の地名の場合は第1音節に、3音節の地名の場合は第2音節に強勢が置かれます。以下の地名を読んで見ましょう。太字の部分を意識して強く読むようにしてください。
Bursa (ブルサ) İzmir (イズミル)
Antalya (アンタリア) İstanbul (イスタンブル)
日本語では「イズミール」「イスタンブール」と最終音節を伸ばして表記されることが多いですが、正しい発音ではありません。
アクセントの規則
その3
・外来語は最後の音節の一つ前の音節にアクセント
トルコ語にも外来語がたくさんあります。外来語は最終音節の一つ前の音節に強勢が置かれます。以下の単語を読んで見ましょう。太字の部分を意識して強く読むようにしてください。
gazete (新聞) lokanta (レストラン) masa (机)
さあ、今日の勉強はこれでおしまいです。
どうでしたか?トルコ語は中国語のように発音が違うと意味が全く変わってしまうような言語ではないので、安心してください。
もっと勉強したい人のために練習問題を用意しました。時間がある方は、ぜひ挑戦してみてください。
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まずはこちらから音声ファイルをダウンロードまたは再生してください。
練習問題 1 以下の単語を正しいアクセントで発音してみましょう。よく使う単語ですので、単語の意味も覚えてください。
ada (部屋) / duvar (壁) / pencere (窓) / perde (カーテン) / sandalye (いす) / gün (日) / gece (夜) / gök (空) / güneş (太陽) / ay (月) / yıldız (星) / bulut (雲) / deniz (海) / toprak (大地) / dağ (山) / hava (空気) / su (水) / nehir (川) / ağaç (木) / orman (森) / şehir (都市) / sokak (通り) / ev (家) / kapı (扉) / kilit (錠前) / anahtar (鍵) / merdiven (階段) / ülke (国) / vatan (ふるさと) / dünya (世界, 宇宙) / zaman (時間) / saat (時) / renk (色) / ısı (温もり) / soğuk (寒さ)
練習問題 2 絵を見ながら四角の中に入る名詞をトルコ語で言いましょう。
答え
1 merdiven / 2 alem / 3 kapı / 4 anahtar / 5 kilit / 6 yıldız
7 bulut / 8 ay / 9 dağ / 10 deniz / 11 güneş / 12 gök
答え
13 orman / 14 ağaç / 15 ot / 16 çiçek / 17 nehir / 18 pencere
19 perde / 20 sandalye / 21 masa / 22 gazete / 23 duvar
答え
24 köpek / 25 erkek / 26 at / 27 kedi / 28 çocuk / 29 koyun / 30 kadın
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