魔法の言葉のよう。
2月某日、次男の言葉が増えました。
「〇〇〇くん」と自分の名前を覚えた様子。
まだしっかり発音できていなくて拙いのが愛おしいです。
初めてその言葉を発したのは月曜日の朝のこと。
洗濯機から洗った洋服たちを仕分けしてる時に、自分の服を指差して「〇〇〇くん」と言いました。
毎日この仕分けのときにお手伝いをしてくれます。
お手伝いと言っても、私がカゴに入れた洗濯物を上からプレスする役です。(たぶん本人はカゴに詰めてる)
その際にいつも
「これは〇〇〇くんのだね~」
「こっちはにぃに、こっちはパパのね~」
などと言っていたのが功を奏したようです。
これはどこの家庭でもあるある話かと思うんですが、私たち親という生き物は 一度話せた言葉を何度も何度も言わせたくなる習性があります。
私も「ねぇねぇ、これはだれの?」って聞いてましたし、報告した時に反応が薄かった夫も「これだれの?」ってしつこく聞いてます。
そういう時に限って、子どもは何も言わないのです。
きっと何かを察知してるんでしょうね…
けれど、自分が意味ある言葉を発したという自信みたいなものは漲っているようで「〇〇〇くん」と話すときはすごく嬉しそうにしています。(所謂、ドヤ顔というやつ)
名前を言う度に私たちが歓喜するものですから、さらに拍車がかかります。
トーマスも「〇〇〇くん」
パーシーにも「〇〇〇くん」
長男にも「〇〇〇くん」
様々なものが「〇〇〇くん」になっていきます。
でもせっかくの言葉の爆発を小さくはさせたくないので違うよなどと否定はしません。「トーマスだね」「パーシーだね」「にぃにだね」と正しい言葉を並べていくのですが、それも反応として楽しんでいる様子。
たまに「えー!すごいね〇〇〇くんはトーマスなのかぁ」なんて言ったりもします。
そんな中、
テレビで俳優の佐藤健さんをみて次男が
「〇〇〇くん」と言いました。
内心面白いなーと思いながら、まぁいつもの事だなとすぐに飲み込み「〇〇〇くんテレビにうつってるのー?」なんて返してました。
次に俳優の山本耕史さんが画面にうつりました。
(恋つづ観てました)
すると次男は
「ぱーぱー」
えっ?パパ?
山本耕史さんは〇〇〇くんじゃなくてパパ?
意外にも次男の中で区別がされているのかと思いましたが、その後山本耕史さんがパパと呼ばれることはありませんでした。。
あれは何の現象だったのだろう、偶然なのか、、
子どもって時々不思議なことをします。
ほんの一瞬だけですが、山本耕史さんが夫になりました。
(奇跡中の奇跡)
そして相変わらず佐藤健さんを見て「〇〇〇くん」と言うので、佐藤健さんは我が家の次男のようです。
この魔法はいつきれるんだろうか…
兎にも角にも、まだまだ「〇〇〇くん」ブームは続きそうです。
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