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2023年早々コロナになったお話

かなりおひさしぶりのnoteの更新ですが、せっかくなので2023年の正月早々コロナになったお話をしたいと思います。コロナが始まって約3年間ずっと守られていたのですが、年末年始の家族の集まりで私の旦那以外みんなコロナになってしまいました。

いくつかのポイントに分けて、私のコロナの経験についてご紹介します。この記事を読んでくださる方がかからないことを願いつつ、実際にかかったことがある方は「私もそうだった」と共感していただけるかなと思います。

検査を受けられるところがいまだに限られている

私は大阪に住んでいるのですが、2年前ほどに熱を出した時、その時は熱があるとどの病院からも診察、検査はお断りされ、旦那と二人で1時間以上電話をかけ続けるもすべて拒否されたことがありました。

さすがにそれよりは良くなっているだろうと思っていたのですが、年末年始の休暇の時期でもあったのか、検査できるところが非常に限られ、基本はかかりつけのところに行ってということでしたが、なぜか私の病院はインフルの検査はしてくれたものの、PCRはできないということでした。

以前手術でお世話になった病院で、手術前はPCR検査が必須だし、そもそも病院の外にPCR検査場があるのにも関わらず、一生懸命お願いするも拒否され、あえなく断念。

インフルは陰性だったのと、しんどすぎたので一旦帰宅し、数日過ごすも全く症状が良くならないので、大阪府のリストにあった別のちょっと離れた病院に問い合わせました。他の病院で検査を拒否されたことを伝えると、今から来てくださいということになり、家族で検査を受けたところ、みんな陽性という結果に。もっと早く検査ができていたら、治療の面や、支援物資などの面でかなり違っていたと思うも、諦めるしかない気持ちでした。

おそらく住んでいる市町村や、都道府県でもかなり対応は分かれるかと思いますが、私の市はなかなか大変でした。

症状がどんどん変わる

実際の症状に関してですが、これはかなり個人差があるので、あくまでも私の経験談として話します。

私の場合は、強烈な腰痛からスタートし、数時間後にはが上がり始め、38℃後半ぐらいに。カロナールを飲んでいたのですが(PCRはできなかったものの、カロナールは処方してもらえた)、カロナールを飲んだ2~3時間は1℃ぐらい熱が下がって37℃前半になって少し楽になり、薬が切れるとまた38℃後半ぐらいに上がるをひたすらくり返し、だいたい5日ぐらい熱が出続けました。初めの数日は腰痛と足のむくみもありましたが、数日で治まりました。

熱が少し治まってきたぐらいから、が出始め、のどの激痛が始まり、徐々に声が出なくなり、最後はかすれ声でほぼ声が出なくなりました。こののどの痛みが正直一番きつく、つばを飲み込むだけでもしんどいのに加え、息するだけでも苦しい。何をしても痛すぎて、夜はもちろん眠れず、咳はほぼなかったのですが、痰のせいで少し咳こむだけで激痛すぎて死にかけました。

ようやく痰が治まり始めた頃、声は出ないままでしたが、今度は味覚と嗅覚が消えました。急に消えていった味覚と嗅覚。最初はうっすら豚汁の風味だけ感じたものの、納豆もお肉ももはやゴミのにおいさえも何も感じなくなり、これがだいたい1週間ぐらい続きました。食感しか感じられない食事は本当に生きるためだけの食事に変わってしまい、味を感じることの大切さを実感。

だいたい2週間ぐらいかけて、次から次へと症状が変わっていったのですが、私の家族で私と似たような症状の人もいれば、微熱と筋肉痛だけの人もいたり、咳が止まらない人もいたりと本当に人それぞれかなという印象です。

回復してきても続くコロナ後遺症

2週間ぐらいでようやく様々な症状が落ち着いて、味覚と嗅覚、声も戻ってきたのですが、症状が治った後に待ち受けていたのが、今までとは全く違う体の状態です。コロナ後遺症とまで言っていいのかはわからないのですが、コロナで一気に3キロも体重が落ち、毎日寝込んでほぼ動いていなかったのもあり、体力が一気に落ち、とても疲れやすい体に。

ちょっとずつ体力を取り戻すために頑張って食べようとしますが、朝ごはんを食べるだけでも体力を全部使ってしまって、そこから1~2時間は寝込まないと動けなくなったり。仕事を1~2時間頑張ると休憩が必ず必要になったり。前は1日中動いていてあたりまえ、仕事も4時間以上休憩なしでやっても平気だったのに、以前とはまったく違う体になってしまいました。

今も疲れた時は休むようにしたり、病院から漢方をもらったりと無理をせずに元の体重、体力を取り戻すように頑張っているところです。まだもうしばらくかかるかなという感じです。

仕事とコロナについて

仕事についてですが、基本的に私は英語コーチ、韓国語講師をフリーランスとしてしているので、個人事業主として自分で全部やります。こういう病気の時にはっきり表れるメリット、デメリットがあります。

メリットとしては、レッスンや面談以外のお仕事は自分で調整できるため、疲れた時は先に休むことが出来る、出勤をしなくてもいい、という2点が一番のメリットです。会社勤めだと、出勤だけでもきっと体力が持たないし、しんどくて休みたくても休めない環境にいることが多いかと思います。

デメリットとしては、体調不良でも受講生への連絡など、やらないといけない仕事はどんなにしんどい状況でもしなければならないということです。会社勤めだと、例えば上司に一言連絡するだけで、あとの業務のカバーは他の同僚や上司が助けてくれますが、フリーランスの場合は基本的には自分の仕事は誰にもまかせられず、全部自分がしないといけないのです。

あとはフリーランスというよりは、講師業としてコロナの大変さを感じたのが、声が出ないことでした。受講生さんと「話す」ことがマストの仕事にとって、声が出ないことは致命的。体調が多少回復しても、声が出ないとレッスンも面談もできない。そのため、年始明けの初めの1週間の面談やレッスンはお休みさせてもらい、受講生さんにも迷惑をかけてしまったのが心苦しかったです。ただ、本当に良い方ばかりなので、状況をご理解いただいて、やさしいお言葉をかけてくださる生徒さんばかりで本当に感謝でした。

今はもう声も出て、面談やレッスンも問題なくできているので、普通の状態にいられることのありがたさをひしひしと感じています。まだ疲れやすさ、体力のなさは続いているので、この1~2ヶ月で完全に体調を取り戻すことが今の目標です。

まとめ

まさか自分がコロナになるとは思っていなかったですが、結局はなる時はなるし、避けられないものは避けられないこと。想像よりもしんどかったことと、のどの痛みさえなければまだ何とか乗り越えられるかなと感じたこと。あたりまえにご飯を楽しみ、息をして、歩いたり、仕事をしたりすることは決してあたりまえではないこと。弱っている時に沁みる周りの方のやさしさ。おそらく私の症状は一般的には軽症でカウントされてしまうけど、決して軽症とは言えないこと。そうなると中等症や重症の方がどんなにつらいか、想像ができないこと。

本当にたくさんのことを感じつつ、今こうやってnoteを書けるほど回復したことに感謝です。もう二度とかかりたくないけど、せっかく経験したことから得たものは大切にしていこうと思います。読んでくださりありがとうございました^^

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