見出し画像

わたしの夢(新たな資本主義社会への移行)

わたしの夢は、新たな資本主義社会へ移行することです。具体的には、貨幣に交換可能な価値を創出し続けられる新たな仕組みづくりです。

ご存知のように15世紀半ばから始まった大航海時代から、18世紀半ばに起こったイギリス産業革命を経て、資本主義社会が進展してきました。その資本主義社会の根幹となるのは各国の通貨で、その通貨発行権をもっているのは各国にある中央銀行(日本の場合は日本銀行)で、各国内あるいは世界的に流通する貨幣量を調整することによって景気の調整を行っています。

このコロナ禍で再確認できましたように、各国の中央銀行が貨幣の発行量を増やせば、景気をよくすることができます。にもかかわらず、日本においては、貨幣の発行量を増やしているものの、うまく社会全体に行き渡っておらず、困窮する方々が増えているのが現状です。その現状は、これまでの貨幣の発行量の調整によって景気を調整できるという従来の資本主義社会の限界を示す一つとなっています。

ここから先は

847字

¥ 358

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?