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美味しいトマトが食べたい

みなさんトマトの旬はいつを思い浮かべますか?
普通は夏ですよね、僕もそう思っていました…….
八百屋でお客様に褒められる野菜は沢山ありますが、ダントツで褒めていただけるのは、トマト。もうスーパーでは買えないとまで言われることがあります(自慢)
そんな八百屋さんがトマトのちょっと役立つ情報をお教えしたいと思います。


ズバリトマトの旬は?

一番美味しい季節は春先かなと思う。
ただ誤解してほしくないのは、夏も秋も冬も美味しいトマトは美味しい。
ではなぜ春先なのか。それは日本の気候が大きく関係している。
気候なら夏が一番日差しが強く美味しいトマトができるじゃないか!!
と思うかもしれないけど実は日本の夏は暑すぎて比較的涼しいところでしか美味しいトマトが育ちにくい。なので昼夜の寒暖差が激しい春先が一番美味しいトマトが育つと僕は思っています。

結局どこのトマトが美味しいのよ

トマトは色々な場所で作られています。
有名産地は数多く、スーパーでも色々な産地が並んでいると思います。
そしてこれはどの野菜でも当てはまることですが、
季節によって作られている産地が違う。
僕のおすすめを🍅独断と偏見🍅月別にまとめたいと思います。
※首都圏の情報になります。

12月〜4月 愛知、静岡
3月〜5月佐賀
6月〜10月 北海道

改めて言いますが、僕の独断と偏見です。それを踏まえて読んでくださいね🤲
かわはら青果店で1番長い期間販売していて間違いないなと思うのは
愛知県の豊橋と渥美産です。赤くて歯応えも抜群です。
そして静岡のニューレッドトマト。濃い味、程よい酸味ジューシーな食感が特徴です。

静岡県産 ときめきニューレッドトマト

3月からは佐賀の樽トマトや光樹トマトが出てきます。樽トマトは栽培時に与える水を少なくすることで、しっかりとした食感と濃い味が楽しめます。
光樹とまとは通常出荷されるトマトよりも長い期間樹で熟成します。凝縮された旨味となめらかな食感が特徴で高級トマトの分類になります。

佐賀県産 光樹とまと

6月からは広大な北の大地で育つ真っ赤な北海道のトマト。函館、美瑛などがあります。

1年を通じておすすめするならこんな感じです。
この辺の産地を選んでみると美味しいトマトが食べられるかなと思います。
※それぞれの詳しい特徴はまたいつかまとめたいと思います。

美味しいトマトの見分け方

色々な情報がSNSに出回っていますが、簡潔に言うとやっぱり色🟥
良いトマトでも色がのっていないと美味しくない。
個人的に美味しくないなって思うのは、食感が原因です。食感を見た目で判断するのは難しいけど、お尻がキュってなっていて、赤いのに柔らかすぎないものは比較的美味しい気がする。

バルサミコ酢+オリーブオイルで味わう

生でトマトを食べるのが苦手、あまり好きじゃないって方は、ぜひ試してほしい。
塩も少々忘れずに!!トマトの甘さが引き立つよ🥇

小話

重油などの燃料が一気に値上がりした年はトマトが美味しくなかった。
燃料高騰の影響で例年より早く収穫したのか、
十分にハウスが温められていなかったのか、かなり青いまま出荷されてきました。通常も熟し切る前に収穫して出荷されますが、
もしかすると節約せざるを得なかったのでしょう。
現在も続く燃料高騰、思わぬところにも影響が出ていますね。

最後までご覧いただきありがとうございました。
これからも色々なお野菜のお話していくのでよろしくお願いします。


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