日本のサッカーはJリーグだけではない。
何を当たり前のことを、と言う向きもあろう。COVID-19などというものが全世界的に驚異的な速度で蔓延してさえいなければ、今日も世界や日本の何処かで、老若男女、プロアマ問わず何かしらの競技大会が行われてい・・・たはずなのだ。
だが、今は頭書のような状況で、サッカーどころではなくなってしまっているのが現実である。
序:やはり自分はサッカーが好きなのだ
さて、その上で今から戯れ文のようなものを書いてみる。
少し前にこういう記事を書いて投稿した。
この前日まで「憩室からの出血」が原因で入院していて、退院した記念にリハビリがてらというつもりで書いた一編だ。
自分のスポーツとの関わりは結局、サッカーに帰結するしかないのだけど、今回もそんな話を書いてみる。
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1:いろいろとサッカーは見ている
今、自分はいくつかのカテゴリのサッカーを見ている。単に、サッカーという競技が好きなだけなのだが、とにかく見ている。
明治安田生命J3リーグ
ガイナーレ鳥取という、推しチームがいるので試合を観に行っている。
J2リーグ・J1リーグ(Jリーグ)
J3ができる前からポツポツ見ている。
日本フットボールリーグ(JFL)
地元の島根県には松江シティFCというチームがあるが、別にこのチームを推しているわけではないので、興味のある対戦相手の時は見ている。かつてはガイナーレ鳥取や前身のSC鳥取が属していたこともあり、その時も当然見ている。
中国サッカーリーグ(CSL)
推しチームの1つであるデッツォーラ島根ECが参加しているので、観に行くことも多い。松江シティも観に行っているが、彼らの応援をするわけではないので、彼ら側には行ったことがほとんどない。この他、ガイナーレ鳥取のファミリーチームであるSC鳥取ドリームスが参加していたこともあり、その際にも何度か行っている。Yonago Genki SCという米子市のもう一方の雄が再度参戦しており、通常ならこのチームの試合も観に行っているはずだ。
入れ替え戦も、一度だけ見ている。鳥取キッカーズFC(現在は鳥取県リーグに参加中)が、ファジアーノ岡山と対戦した時だ。
島根県社会人サッカーリーグ1部・2部
鳥取県社会人サッカーリーグ1部
前者(特に1部)はデッツォーラ島根ECが昨年降格していたので、観に行っているし、このチームが絡まないカードも見ている。
あと、2部も確か何かの機会で見ているはずだったと思う。STREAM FCの前身である城北絡みだったかな。
後者は、SC鳥取ドリームス絡みのカードを見ているが、それだけではない。Yonago Genki SCやバンメル鳥取(鳥取市地盤の強豪)などの試合も見ている。
天皇杯本戦
これまで何度か見ている。ガイナーレ鳥取が絡む試合でも、絡まない試合でも。だいたい、島根鳥取両県で見るが、一度だけ、岡山に遠征したことがある。その際、清水エスパルスの応援がいたく気に入ってしまった。
詳しくはこちらをお読みいただこう。
天皇杯予選
島根鳥取問わず見ている。でも、割合としては、島根の方が多いと思うが。この両県以外の予選は見たことがない。
地域リーグ決勝大会(地域チャンピオンズリーグ)予選ラウンド
前名の時(出雲浜山。2015年)と、現名の時(松江市陸。2018年)に一度ずつ見ている。
地元から出たのはどちらも松江シティFCだが、繰り返し言うように、別に彼らは推しチームではないので、どちらの大会でも彼らの側には一度も行っていない。
W杯絡みの親善試合
あの、ロイ・キーンがドタキャンしたアイルランド代表がサンフレッチェ広島と試合したのは見ている。あれももう18年前なのだなあ。
高校サッカー選手権大会島根県予選
たまに見ることはある。
出雲カップ(現在は出雲大社杯)
湘南ベルマーレのユースが前名の時代にほぼ毎年参加していたので、何度か観に行っている。今の大会名称になってからベルマーレユースが参加を取り止めたので行かない。
中国女子サッカーリーグ
地元・出雲市にはディオッサ出雲という女子サッカーチームがあり、彼女らの試合を観に行っている。
皇后杯予選
このディオッサ出雲が絡むカードをたまに観に行く。
なでしこリーグ
滅多にないが、出雲開催があった際に見ている。岡山湯郷Belleと日テレ・ベレーザとの試合だったと思う。
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2:プロとアマチュアの違いって何だ?
と、このように、性別やカテゴリを問わずサッカーは何かしら見ている。本来は概ね同根のスポーツであるところのフットサルも入れるべきだろうが、今回は一旦外す。
もちろん、近在でやっている全ての試合を観に行っているわけではない。自分が興味を惹かれるカードには行く。なので、試合があれば、高校のグラウンドや中学校のグラウンドにも行ったことがある(但し、そこで行われた試合は、いずれも高校同士や中学校同士の対戦ではない。いずれもいわゆる一種同士の対戦だ)。
プロでない、つまりアマチュアのサッカーなんか見て何が面白いのか?という質問を直に受けたことはない。ないけれど、漠然とそんな風に思っている人もいそうだな、とは思う。
以下、自分なりの単純な推論と思ってお読みいただくと良い。
プロだろうとアマチュアだろうと、一旦競技に入れば、かける熱量や精神的な張りはそんなに違わないだろうと思う。強いて言えば、プロは競技をすることで対価を得られるが、アマチュアにはそれがない、というような違いがあるぐらいだろう。では、プロアマ双方の目指すところには何の違いがあるだろう?
プロはぶっちゃけ言えば興行だ。木戸銭を取って人々にサッカーをしている様子を中心に見せるのが仕事だ。究極的にはスポーツというものを見せる芸人と言っても良い。
だから、プロの試合はどこかしらにそれで収入を得るが故の緊張感に由来する真剣味があり、それが見る側のエッセンスやスパイスとなり得ている面がある。
一方、アマチュアは原則的に興行ではない。観に行く人間は勝手に観に行っている。木戸銭を払う必要はない(但し、場合によっては木戸銭が必要なこともある)ケースがほとんどだ。
彼らアマチュアの多くは自分たちが楽しんでプレーしている。喩えて言ってみれば、年末などに行われる余芸大会みたいな感じだ。
彼らにもプロ同様にプレーの端々に緊張感やそれに由来する真剣味はあるのだが、うまく説明はできかねるものの、恐らくプロが醸し出すような緊張感や真剣味とはどこか別種なものの気がする。
緊張感や真剣味を以てプレーしないと、故障や不慮の事故につながってしまうことが間々ある。緊張感や真剣味を以てプレーしていても、不幸にしてそういうものが起こり得てしまうのだが、それでも、そこまで多くはないだろう。
だが、アマチュアの第一義は、多くの場合、その競技に没入し、自分たちが楽しむことで、その先にあるもの(例えばそれはJリーグなどという実利かもしれないし、あるいは個人的な達成感だったりするかもしれないが)に近づいていくために、「真剣に、でも楽しむことは忘れずに」プレーすることにあるんじゃないだろうか。
これに対してプロは、試合そのものがイベントであるとともに、観客を(内容でももちろんだが結果でも)楽しませ、リピーターを作ってご贔屓さんをたくさん得て、たくさんの木戸銭を得ることを良しとする辺りにあるのかもしれない。
よくわかったようなわからんような話になったが、自分の文章力がないのが悪く、あなた方読者様たちの読解力に問題はないと思うので、どうかくれぐれも気にしないでもらいたい。
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3:自分はこれからも・・・
で、自分としてはこれからもサッカーには関わっていくことになるだろう。あくまでも自分の身体が続く限り、だ。
まあ、脳梗塞とか既往症があるし、こないだ腸内の憩室から派手に出血もしている。くたばり損ないと言われても、実際にそうなのだから何も言い返せない。
ただ、くたばり損ないならそれなりに、サッカーとは心中してもいいや、ぐらいのことは思っている。それだけ、サッカーというスポーツに惚れているのだろうし、それに関わるたくさんの(少なくとも自分の知る範囲内での)人たちに、何だかんだで良くしてもらっているおかげなのかもしれない。
運営をする人たち、指導者の人たち、選手の人たち、ファンやサポーターなどという観戦者仲間みたいな人たち、いろんな縁がある。それらの縁に支えてもらっている自分は、何と幸運なのだろうか。
自分1人だけなら、たぶん競技自体にのめり込んではいても必ずしも心底面白くはなかっただろうけれど、サッカーという幅広いネットワークでつながる競技が提供する様々な縁が、自分の人生をそれなりに楽しくしていることに感謝したい。これまでも、そしてこれからも。
もう一度繰り返す。自分はこれからも、自分の身体が言うことを聞かなくなるまでサッカーに関わろうと思う。
そして、この御時世に今、自分としてできることは、自分のできるやり方でサッカーが自分みたいなしようもない人間すら魅了するものだと、その一端を少しでも広めていければいいかな、ぐらいのことは考えている。
どこまでできるかは自分次第だし、明日突然できなくなるかもしれないが、それはそれで仕方がない。あくまで、マイペースでやっていく。これから先も、できるだけ。
基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。