№5039:「自己開示」しない人はリーダー失格
本noteは先週の水曜日に配信した無料メルマガ「継続するオンラインビジネスの考え方」の一部を加筆修正したものです。
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こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
さて、本日は「情報発信の必要性」について。
私はこれまで幾度となく「情報発信せよ」と繰り返してきました。
もっとも「情報発信」というと文字通り「情報の発信」になるので新聞のように思われてしまうかもしれませんが、私が言っているのは「自分の考え方」とか「ものの見方」を発信せよということです。
だからといって「誰しもがすべきだ」とは思っていません。
中身が空っぽの人や偏って思想を持った人が自分の考え等を発信しても世の中のためにならないし、自身の信用も失墜していきます。
実際こういう人を見ています。
情報発信が必要なのは「リーダーとして仕事をしている人」で「その人の実績や考え方がまわりにより良い影響力を提供できると期待できる人」です。
「それはどう判断するのか」と感じる人がいるかもしれませんが、それは一般通念の中で判断できると思います。
そうすべき基本的な理由は「相手に自分のことを知ってもらうため」です。
当たり前ですが、相手のことを知らなければ相手に役立つことはできません。
だから「自己開示」をして「自分はこういう人間です」ということを伝えなければ、自分という人間が相手に受け入れてもらうことはできません。
つまり「相手の役に立つためには自分を知ってもらう必要がある」ということです。
よく「昔の人はそんなことをしていなかった」と言う人がいますが、それは「やる必要がなかったから」です。
(今でもそうですが)男尊女卑の年功序列の社会制度が確立されていたため
上司が無言でも無能でも部下スタッフはついていくしかなかったのです。
しかも今はインターネットがあり、各種SNSがあります。
「これらを使わない」ということは、相手から「これらを使わないダサい人」と認定されるということです。
巷の大半の中高年はこの点が全然わかっていないと思います。
中高年と若者では生活スタイルもコミュニケーションスタイルもまったく違うのです。
で、「自分の考えが伝わらない」とか「今の若者は」とか言っている。
そうなるのは自分の考え方を伝えようとしていないからであり、同時に相手のことを理解しようとしていないからです。
わかりやすい例を出すなら「交換日記」。
これをやれば「相互発信」となり「相互理解」は高まるでしょう。
それが今はオンライン上でできるわけです。
「自己の発信」と「相手の理解」。
リーダーの必須行動です。
「情報発信(による自己開示)」はその大切な一環ということです。
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