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№5123:「組織」と「チーム」はここが違う

こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

毎週、土曜はいただいた質問にお答えしていきます。

【今週のご質問】
「よく『組織とチームは違う』と言われていますが、違いをどのように定義していますか?」

【私の考え方】
上下関係が存在するのが「組織」。

命令が存在するのが「組織」。

役職が存在するのが「組織」。

転勤が存在するのが「組織」。

一律的な人事システムで評価されるのが「組織」。

年収がちょこっとしか上がらないのが「組織」。
※逆に会社が赤字でも給料がもらえるのが「組織」。

画一的な予算が存在するのが「組織」。

背広を着て出勤するのが「組織」。

まだまだありますが、こんな感じでしょうか。

要は・・

やらされ感があるのが「組織」。

ワクワクしないのが「組織」。

疲弊するのが「組織」。

つまり「昭和の時代と同じ働き方をしている」のが「組織」です。

対して・・。

お互いの関係性がフラット(対等)なのが「チーム」。

各自が自分で決めるのが「チーム」。

役職ではなく明確な役割責任があるのが「チーム」。

働く場所は自分の意志で決めるのが「チーム」。

他者からの信用で評価されるのが「チーム」。

利益が適正に給料に反映されるのが「チーム」。

「予算」ではなく「具体的な達成目標」があるのが「チーム」。

自由な服装で出勤できるのが「チーム」。

要は・・

自立感があるのが「チーム」。

ワクワクするのが「チーム」。

毎日が楽しいのが「チーム」。

その上で各自が協力し、かつ連帯し、お互いが与え合う状態、お互いが良いことをし合う状態になっているのが「チーム」です。

「組織かチームか」というのは、その組織(チーム)の経営者の考え方次第で決まります。

「どちらが正しいか」はなんともいえませんが、「どちらが楽しいか」であれば「チーム」に決まっています。

よく経営者は「チームワークを大切に」と言いますが、私からすればやっていることや企業文化が「組織」なのに「チームワーク」を発揮することなど不可能です。

それは「チームワーク」ではなく「組織ワーク」

そこに求められている実体は「黙って従うこと」です。

私は自分が関与していることはすべて「チーム」で戦いたいと思っており、それを実行しているつもりです。

とにかく「組織」はつまらないし、ワクワクしない。

その体質を愛し、肯定することができるのは使い古された中高年だけだと思います。

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