№4996:「週2回会員」より「週1回会員」を増やすべき理由
こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。
さて、私たちが展開しているスモールジムは「少人数のスクール制」を採用しています。
人数を3名まで絞っていますから、これは日本初の業態だと思います。
まぁ業態自体は今日からでも模倣可能なのでどうでもいいのですが、スクール生だと必然的に週に通う回数を決めることになります。
「週1回」とか「週2回」とか。
ちなみにスモールジムでは「週2回」が最大でそれ以上はありません。
ジムに通う回数は「週2回」で十分でしょう。
他の日、他の時間は他のことを楽しんだ方がいいと思います。
で、この「週1回」とか「週2回」ですが、私はスモールジム協会の代表理事として設立時から「週1回を推進してほしい」と公言しています。
各社の事情や考え方があるので強制はしていませんが、これはビジネスモデルで考えればわかることだと思います。
稼ぎたければ、利益率を高めたければ「週1回会員」を増やすのが当然です。
理由を簡易的に説明します。
スクール制ということは「枠数」が決まっているということです。
これを「100/週」としましょう。
ここに(仮に)単価1万円の「週1回会員」が100名いたとします。
充足率は100%です。
一方、ここに(仮に)単価1.5万円の「週2回会員」が50名いたとします。
同じく充足率は100%です。
さてどちらの売上利益が高いでしょうか?
※経費は同じとする。
当たり前ですが「週1回会員×100名」です。
月額25万円も違います。
が、大半の人は「週2回会員に変更してもらいました!」と喜んでいます。
こうなる理由は単純で「ビジネスモデル」を見ずに「売上だけ」を見ているからです。
こう言うと「メンバーの習慣化のためだ」と反論されるかもしれません。
が、パーソナルジムは多くが週1回ですから。
週1回で習慣化できないようではプロのトレーナーとは言えません。
さらに言えば、今はSNS全盛期ですから残りの週6日でいくらでも接点をつくることができます。
スモールジムでは「週1回会員」の月会費を1.5万円くらいにしていきたいと思っています。
※現在は1万円~1.1万円くらいになっている。
そうすれば会員数80名で売上120万円。
余裕で年収1000万円が実現します。
で、完全週休2日制になります。
ついでに80名を達成したら、そこから先は目立った外部販促は不要になります。
※認知促進活動は必要。
とはいえ、これは簡単とは思っていません。
この実現にはトレーナー(インストラクター)の「人間性」が不可欠だからです。
そういったこともあって私はFBL大学で「論語」を教えているのですが、今後はFBL大学で学んでいない人からもスモールジムを出店したいという声が増えていくと思います。
これは「ビジネスの共通言語」も同じ。
「在籍力がわかりません」「ピッチ率がわかりません」では困るのです。
そのあたりをどうするか・・思案中です。
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