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「たんぱく質ファースト」という話

こんにちは。遠藤です。4768回目のブログです。
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今日は「たんぱく質ファースト」という話をします。

先般、日経系の新聞に「たんぱく質で高齢者丈夫に」という記事が掲載されました。 

新型コロナの流行により国民は「在宅」を半ば義務づけられました。

特に感染リスクが高いとされる高齢者が外出機会が減り、ただでさえ自然減していく筋肉がさらに減りかねない事態となっています。

この現状を栄養補助食品などで手軽に改善していこうとするのが本記事の取り組みです。

詳しくはお読みいただければと思いますが、長野市にあるデイサービス施設「Smileセンターフランセーズ悠よしだ」では7月にたんぱく質の摂取を促進する「プロテインウイーク」を設けました。

ここで課題となったのが「メニューを大きく変えずたんぱく質を増やすにはどうするか」ということです。

同施設は「栄養補助食品が有効」と考え、森永乳業系のクリニコが販売するプロテインパウダー「エンジョイプロテイン」を活用することにしました。

別の例ではさいたま市の乳飲料等の宅配店が、8月に開催した骨密度の測定イベントで男性高齢者から「運動不足にならないよう歩いている。筋肉をつけたい」という相談を受け、たんぱく質を効率的に吸収できる明治の乳飲料「ロコケア」を紹介し宅配が決まったと記されています。

男性高齢者は「おかげさまで体調がいい」と感想を述べており、それが店員のやりがいにつながっているということです。

さてここまでお読みになっていかがでしょうか。

くしくも先日「レタスクラブが毒メシで大炎上」というブログを書きました。

それによると毒メシの中には「牛乳やヨーグルトなど多くの乳製品を含むもの」が含まれていました。

ということは上記のデイサービス施設も乳飲料等の宅配店も高齢者に「毒メシ」を与えていることになります。

そんなことがあるわけがありません。

ともに顧客のために最善を尽くしています。

だから私は「食品を軽々しく毒とかいう人間は無神経だ」と憤るのです。

プロテイン(たんぱく質)という英語の語源は「第一のもの」という意味です。

栄養素に順番をつけること自体がナンセンスですが、それを承知でいえば「身体にとってまず第一に求められるのはたんぱく質」であり、さらにいうなら「たんぱく質ファースト」です。

だからと言って「肉を大量に食べればいいのか」といえばそんなことはなく「たんぱく質の質」、つまり「アミノ酸スコア」を重視することになります。

とはいえ、このようなことはすべて「基本通り」「理論通り」でなんら難しいことではありません。

何事も「基本」がすべて。

「20:80」ではないですが、「基本」さえしっかりやっておけば全体の80%はカバーできると思います。

その他80%の情報は余計な雑音です。

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