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№5091:相手を勝たせるのが指導者である!

本記事は毎週月曜日に配信している有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の一部を加筆修正したものです(原形をとどめていない場合あり)。
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こんにちは。(株)個のサポーターズクラブの遠藤です。
※過去分はこちらにあります。

さて、オリンピックが終わって数日が経過しましたが(パラリンピックはこれから)、そこには必ず選手とコーチの存在があります。

もしかするとコーチがいない選手がいるのかもしれませんが、成長とか勝利を考えたときに「自分一人で頑張る」というのはあまりにも効果的ではないと思います。

当たり前のことですが「選手を勝たせること」がコーチの役割責任です。

どれだけ良い指導をしたと言ったところで選手が勝たなければ(というか最大能力を発揮できなければ)、コーチの役割責任を果たしたとはいえません。

これはビジネスの世界でもまったく同じことだと思います。

ビジネスでは「選手」という存在はいませんが、それに変わって「部下スタッフ」とか「お客さん」という相手がいます。

「同僚」や「先輩」等も入るかもしれませんが、直接的に理解しやすいのは「部下スタッフ」や「お客さん」ということになるでしょう。

つまり「部下スタッフ」や「お客さん」を勝たせるのが商品やサービスの提供者の役割責任ということです。

この時、モノを売っている人はこの構図が実感しづらいかもしれませんが、指導者や教育者は直接的に理解できるはずです。

要するに「人」に接している人は全員が指導者か教育者ということになるわけです。

が・・

「相手を勝たせること」が自分の使命であると考えている指導者や教育者はほとんどいません。

多くの人たちは以下のような状態です。

・自分の業績が第一

・自分が有名になることが第一

・自分の考えに従ってくれることが第一

・自分が否定されないことが第一

要は「相手」ではなく「自分」が中心。

こういうタイプの人はまわりが信者だらけになり、時間軸の中で「お山の大将化」していきます。

で、お世話になった人たちに見切られ、周囲から人が離れていくというお決まりのパターンになります。

それでも一定数の信者がいるので、ますます自分の考えに固執するようになっていきます。

こういう人には例外なく「良いコーチ」がいません。

いても同じようなタイプです。

「自分にとって耳が痛いことを言ってくれる人」

「自分の間違いに気づかせてくれる人」

それが良いコーチだと思います。

もっともそれに対して「聴く耳」を持たなければ意味がないですが・・。

明日もこの続きです。

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